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「存外」の意味と使い方・例文・「案外」との違いまとめ

投稿日:2017年11月8日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「存外」(読み方:「ぞんがい」)という言葉は、「存外の~」「存外~だ」などの形でよく用いられています。

比較的堅めの表現で会話において頻繁に用いる類の語ではないため、たとえば具体的にどのようなことを表す語なのか、また似た意味のある「案外」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問に思うこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「存外」の意味と使い方、「案外」との違いについて説明していきます。

 

「存外」の意味と使い方・例文・「案外」との違い

それでは、以下に「存外」の意味と使い方、また「案外」との違いを説明します。

 

意味

まず、「存外」には「物事の程度などが予想と違っていること」といった意味があり、主に「前もって想像していたことと実際に起こった物事の程度(優劣・高低など)が違っていること」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「存外」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「地域情報誌への求人掲載は存外の成果を上げた」
  • 「その広告の反響は存外大きく、掲載後製品についての問い合わせが殺到している」
  • 「彼が入院したと聞き、慌てて見舞いに行ってみると存外元気そうだった」
  • 「その試験の結果は存外に良好だった」

 

「案外」との違い

では次に、似た意味を表す「案外」という語との違いについて見ていきます。

まず、「案外」には「予想と外れていること」を表し、この語と「存外」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「案外」:「周囲の話では簡単だということだったが、その試験は案外難しかった」(周囲の話では簡単ということだったが、その試験はあらかじめ予想していたものとは違って難しかった)
  • 「存外」:「その資格試験は存外難易度が高かった」(その資格試験は、思っていたよりも難易度が高かった)

つまり、「案外」は「起こったことの結果が前もって予想していたことと一致しないこと」、そして「存外」は「物事の程度など(上記例文の場合であれば試験の難しさの度合い)が思っていたものと異なること」を表すというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「存外」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は「物事の程度などが予想と違っていること」を表し、主にあらかじめ予想していたことと実際に起こったことの程度が異なることについて述べる場合に、「存外難しかった」などの形で用います。

また、「案外」は「予想と食い違うこと」を表し、たとえば簡単だと思っていたことが実際には難しかったなど、前もって思っていたことと実際の結果が一致しない場面について述べる時に用いることができます。

それぞれ微妙な意味の違いがあるため、意識して使い分けると良いかと思います。

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