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「唯我独尊」とは?意味と使い方・由来となる故事まとめ

投稿日:2017年5月5日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です>

「唯我独尊」(読み方:「ゆいがどくそん」)という言葉は、故事がもとになってできた四字熟語の一つです。

ただしこの言葉は日常的に頻用する語ではなく、具体的にどのような意味がありどのような使い方をするのか、またどのような由来があるのかといったことに疑問を抱くこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「唯我独尊」本来の意味と使い方、また言葉の由来について説明していきます。

 

「唯我独尊」の意味と使い方・由来となる故事

それでは、以下に「唯我独尊」の意味と使い方、由来について説明します。

 

意味

まず、「唯我独尊」には以下の2つの意味があります。

  1. この世界には自分よりも尊いものはないということ
  2. 世の中で自分一人だけがすぐれているとすること、独りよがり

現在では一般的に2の意味で解釈して用いられることが多くなっていますが、2は1の意味から転じたもので、1のほうがこの言葉の本来の意味となっています。

 

由来

もともと「唯我独尊」は「『天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)』という言葉の略」で、お釈迦様が生まれた時七歩歩いて天地を指差し「天上天下唯我独尊」と唱えたという故事に基づいています。

なお、上記の言葉にある「天上天下」とは「天井の世界と地上の世界、天地の間、宇宙の間、全世界」を指しています。

そして、お釈迦様が仰ったとされる「天上天下唯我独尊」という言葉は、「お釈迦様自身が最も尊い存在」という意味だと思われていることも多いようですが、そうではなく「この世において、唯一無二の使命を持った人間として生きている自分が最も尊い」ということを表す「人格の尊厳を表した言葉」とされています。

つまり、尊い存在というのはお釈迦様に限ったことではなく、この世にある人間というものを指しており、本来独善的なことを表す語ではありません。

 

使い方・例文

次に、「唯我独尊」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「唯我独尊の生き方こそが人としてのあるべき姿だ」
  • 「人は誰しも唯我独尊だ」
  • 「唯我独尊の態度で知らん顔をする」
  • 「彼は唯我独尊といわんばかりの傲慢さだ」

 

まとめ

以上、「唯我独尊」の意味や由来、使い方についてまとめました。

この熟語はもともとは「この世に生きている人は尊い」という人格の尊さを表しますが、一般には尊大な人を表すというまったく異なる意味で用いられています。

もしこの言葉の由来やもともとの意味を知らなかったという場合には、それらを踏まえて使い方を見直してみると良いかもしれません。

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