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「擁護」の意味と使い方・例文・「保護」「援護」「養護」との違い

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「擁護」(読み方:「ようご」)という言葉は、「~を擁護する」「人権擁護」などの形で用いられています。

とはいえ日常的によく用いる語ではなく、具体的にどのような意味があるのか、また「保護」「援護」「養護」といった似た意味のある語と比べてどのような違いがあるのかと疑問に思うこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「擁護」の意味と使い方、また「保護」「援護」「養護」違いについて説明していきます。

 

「擁護」の意味と使い方・例文・「保護」「援護」「養護」との違い

それでは、以下に「擁護」の意味と使い方、また「保護」「援護」「養護」との違いを説明します。

 

意味

まず、「擁護」には「かばい守ること」という意味があり、「危害などを受けないように何かをかばって守ること」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「擁護」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「彼の発言には批判もあるが、擁護する人も多い」
  • 「児童虐待事件に対して、意外にも親のほうを擁護する発言も多く見られているという」
  • 「消費者センタ-は消費者の利益を擁護する目的で設立されている」
  • 「彼は何かと言い訳をして自分を擁護するきらいがある」

 

「保護」「援護」「養護」との違い

次に、似た意味を表す「保護」「援護」「養護」という語との違いについて見ていきます。

まず、「保護」には「弱いものなどを危険や損害などからかばい守ること」、「援護」は「困っている人を助け守ること」、「養護」は「養い世話をすること」ことを表します。

そして、これらの語と「擁護」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「保護」:「森林保護のための募金箱を設置する」(森林を守るための募金箱を設置する)
  • 「援護」:「市の設ける援護制度で奨学金を貸与して大学へ進学する」(市の設けている経済的な援助が必要な人を支援する制度で奨学金を貸与して大学へ進学する)
  • 「養護」:「彼は家庭の事情により幼いころ養護施設で生活していた」(彼は家庭の事情により幼いころ、保護が必要な児童の成長を支援する施設で生活していた)
  • 「擁護」:「喫煙擁護者は受動喫煙の健康被害についてどのように考えているのだろうか」(喫煙という行為を否定されることから守ろうとする人たちは受動喫煙の健康被害をどのように考えているのだろうか)

つまり、「保護」は「弱いものなどを危険から守ること」、「援護」は「困っている人を守ること」、「擁護」は「危険が及ばないように保護して養い育てること」、「擁護」は「危害を受けたり否定されたりすることから議論などでかばい守ること」を表すというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「擁護」の意味と使い方、「保護」「援護」「養護」についてまとめました。

これらの語は何かを守ることを表しますが、「危害や否定されることから守る」「弱いものなどを危険から守る」「困っている人を守る」「保護して世話をする」など、用いる場面がそれぞれ微妙に異なるため、そうした点を意識して適した場面で使い分けることができます。

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