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「余韻」の意味と使い方・例文・「名残」との違いまとめ

投稿日:2018年3月11日 更新日:

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「余韻」(読み方:「よいん」)という言葉は、「余韻のある~」「余韻に浸る」などの形でよく用いられています。

さまざまな場面で使われる語ではありますが、具体的にはどのようなことを表しているのか、また近い意味のある「名残」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「余韻」の意味と使い方、また「名残」との違いを説明していきます。

 

「余韻」の意味と使い方・例文・「名残」との違い

それでは、以下に「余韻」の意味と使い方、また「名残」との違いを説明します。

 

意味

まず、「余韻」には以下のような意味があります。

  1. 音の消えたあとまで残る響き。
  2. 転じて、事が終わったあとも残る風情や味わい。また、詩文などで言葉に表されていない趣。余情。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「余韻」

つまり、「(楽器や鐘の音など)ある音が消えた後にも残って聞こえてくる音」「物事が終わった後に残る味わいや趣」「文芸作品などにある言葉に表されていない趣」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「余韻」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「大晦日の静かな夜の闇に余韻嫋々たる除夜の鐘の音が鳴り響いた」
  • 「試合が終わった後、彼は一日中初勝利の余韻に浸っていた」
  • 「その作家の作品にはどれも独特の余韻がある」
  • 「ロマンティックな恋愛映画を見た後にうっとりとその余韻を味わう」
ちなみに、一番始めの例文にある「嫋々」(じょうじょう)とは、「音が細く長く響く様子」(つまり音が途切れずに弱々しく長く響く様子)を表す語になります。

 

「名残」との違い

では次に、似た意味のある「名残」という語との違いについて見ていきます。

まず、「名残」には以下の意味があります。

物事の過ぎ去った後、なおその気配や影響などの残ること。余韻。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「名残」②

そして、これらの語と「余韻」の(上記2の意味での)使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「名残」:「先日のゴルフ旅行の名残で腕に日焼けの痕がついてしまった」(先日のゴルフ旅行でできた日焼けが旅行の後にも残り、腕に日焼の痕がついてしまった)
  • 「余韻」:「心温まるヒューマン映画を見終わった後に心地良い感動の余韻に浸る」(心温まるヒューマン映画を見終わった後に、心に残っているしみじみとした心地良い感動に情に浸る)

つまり、「名残」は「ある物事が終わってすでに過去の事となった後にも、そのことによる影響などがまだ残っていること」、「余韻」は「ある物事が終わった後にも存在している趣や味わい」を表すというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「余韻」の意味と使い方、「名残」との違いについてまとめました。

この言葉は複数の意味がありますが、主に「ある音が消えた後にも残っている響き」「物事が終わった後に残る味わい」をいい、「余韻が漂う」「余韻に浸る」などの形で用いられています。

また「名残」にも同じような意味がありますが、「ある物事が終わった後にもその影響などが残っていること」をいい、「ハワイ旅行の名残の日焼け痕」「名残の雪」などの形で使うことができます。

それ自体が今では過去の事であっても、そのことの影響が何らかの形で今も残っているものや、ある物事が終わった後に心に深く感じる味わいがあるものについていう場合に、これらの語を適度に使い分けると良さそうです。

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