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「余波」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

投稿日:2018年12月8日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「余波」(読み方:「よは」)という言葉は、「~の余波で~する」といった形でよく使われています。

終わった物事がその後も別のところで影響を及ぼすことについていう時に使う言葉ですが、具体的にはどのような使い方をするのか、また他の言葉で言い換えるにはどのような言い方をすることができるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは、「余波」の意味と使い方、類義語・言い換え表現について説明していきます。

 

「余波」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「余波」の意味と使い方、類義語、言い換え表現について説明します。

 

意味

まず、「余波」には以下のような意味があります。

  1. 風がおさまった後もなお残って立つ波。
  2. 物事が終わったあともなお周囲に及ぼす影響。なごり。あおり。余勢。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「余波」

つまり、「風が静まってからもまだ立っている波」「ある物事が終わってからもまだ周囲に与えている影響」のことをいう語となっています。

 

使い方・例文

次に、「余波」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「海岸では数人の少年が台風の余波でサーフィンを楽しんでいた」
  • 「台風の余波を受けて、一部の野菜の価格が前年比2倍以上にまで高騰した」
  • 「震災の余波で低下していた生産活動も、半年ほど経った今では回復傾向にある」
  • 「天候不良による原材料不作の余波でオリーブオイルの価格が高騰し、飲食店では値上げの動きも出ている」

ポイント

「余波」は、上記のように風がおさまった後もまだ高い状態にある波や、あることが終わってからもまだ世間にその影響を与えていることについていう場合に「~の余波で」「~の余波を受けて」といった形で使うことができます。

 

類義語

次に、「余波」の類義語について見ていきます。

まず、「余波」と近い意味がある言葉には以下のようなものがあります。

煽り(あおり)・影響

そして「ある物事が及ぼす影響」についていう場合に、上記の語を使って以下のような言い方をすることが可能です。

  • 「煽り」:「家賃高騰の煽りを受けて、その飲食店は駅前の一等地から移転を迫られた」
    (≒「家賃高騰が影響しその飲食店は駅前の一等地から移転を迫られた」)
  • 「影響」:「人気の観光地ロンドンで起きた地下鉄ストライキは、市民や多くの観光客に影響を及ぼした」
    (≒「人気の観光地ロンドンで起きた地下鉄ストライキは、市民や多くの観光客に活動に変化や混乱を生じさせた」)

ポイント

これらの語は、「すでに終わった物事」が及ぼす影響をいう「余波」とはニュアンスが異なりますが、ある物事の状況が変化したことが及ぼす影響やあることが原因となって別の事柄に影響を及ぼすことについていう場合に使うことができます。

 

まとめ

以上、「余波」の意味と使い方、類義語、言い換え表現についてまとめました。

この言葉は「風がおさまった後も高く残っている波」「あることが終わった後にもまだ周囲に及ぼしている影響」をいい、過ぎた物事がその後に世間に及ぼしている影響についていう場合などに、「~の余波で」「余波を受けて~する」といった形で使うことができます。

また類義語には「煽り」「影響」といった語があり、これらの語を使って、ある状況の変化や原因となる物事があって別の何かに影響を及ぼすことについて述べることが可能です。

これらの語はいずれもある一つのことが別のことに及ぼす影響についていう時に使うことができますが、それぞれニュアンスが異なるため、適度に使い分けることができます。

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