言葉の使い方を中心にブログ運営・フリーランスに関することなど、ライティングの仕事に関わる情報を広く紹介するブログです。

Kotoログ

言葉・単語の意味

「やるせない」の意味と使い方・例文・「やりきれない」「いたたまれない」との違いまとめ

投稿日:2017年9月8日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「やるせない」という言葉は、主に「やるせない思い」「やるせない日々」といった形で用いられています。

心の状態を表す語となりますが、似通った「やりきれない」「いたたまれない」という語とはどのような違いがあるのか、ここでは「やるせない」の基本的な意味や使い方と併せて、「やりきれない」「いたたまれない」との違いを説明していきます。

 

「やるせない」の意味と使い方・例文・「やりきれない」「いたたまれない」との違い

それでは、以下に「やるせない」の意味と使い方、また「やりきれない」「いたたまれない」との違いを説明します。

 

意味

まず、「やるせない」には「悲しみなどの思いを晴らす方法がなく心が晴れない」といった意味があり、悲しみなどを発散させることができずに、それらの感情が心に溜まってつらい状態でいることを表します。

 

使い方・例文

次に、「やるせない」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「まだ幼かった我が子を亡くして、両親はさぞやるせない思いでいることだろう」
  • 「長年付き合った彼が別の女性と結婚することにしたと聞き、やるせない思いでいっぱいになった」
  • 「虚弱体質で慢性疲労状態が続いている。体調が良くならないことも辛いが、人並みの生活をするためにどれだけ無理をしながら努力しても誰にも理解されず、やるせない日々を送っている」
  • 「結婚生活は上手くいっていると思っていたが、実は彼がずっと浮気をしていたと知り毎日やるせない思いで過ごしている」

 

「やりきれない」「いたたまれない」との違い

それでは、ここからは「やりきれない」「いたたまれない」との違いについて見ていきます。

まず、「やりきれない」には「最後までやり遂げられない」「耐えられない、我慢できない」、そして「いたたまれない」は「その場所にじっとしていられない(そこにいることが耐えられない)」といった意味があります。

そして、これらの語と「やりきれない」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「やりきれない」:「毎日この暑さではやりきれない」(毎日この暑さでは耐えられない)
  • 「いたたまれない」:「彼の嫌味にいたたまれず席を立った」(彼が言った嫌味に、それ以上その場にいることに耐えられず席を立った)
  • 「やるせない」:「新婚の奥さんを病気で亡くした彼はどれほどやるせない気持ちでいるだろうか」(新婚の奥さんを亡くした彼は、どれほど晴れない悲しみにつらい思いでいることだろうか)

つまり、「やりきれない」は「何かを我慢できない、耐えられないこと」、「いたたまれない」は「何らかの理由でその場所にいることが耐えられないこと」、「やるせない」は「心が晴れずにつらい気持ちでいること」を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「やるせない」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は「悲しみなどが晴れず心に溜まりつらい状態」、つまり感情が鬱積してすっきりとしないでいることを表します。

対して「やりきれない」は「何かに耐えられないこと」、「いたたまれない」は「何かの理由からその場にいることが耐えられないこと」を表し、違った場面で用いる語となるため留意して使い分けると良さそうです。

-言葉・単語の意味

Copyright© Kotoログ , 2019 All Rights Reserved.