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「やり過ごす」の意味と使い方・例文・類義語・言い換え表現まとめ

投稿日:2018年11月20日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です>

「やり過ごす」という言葉は、「~をやり過ごす」などの形でよく使われています。

主に何か嫌なことが過ぎるまでその場を凌ぐことについていう場合に使う言葉ですが、具体的にはどのような使い方をするのか、また他の言葉を使って言い換えるにはどのような言い方ができるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは、「やり過ごす」の意味と使い方、類義語や言い換え表現について説明していきます。

 

「やり過ごす」の意味と使い方・例文・類義語・言い換え表現

それでは、以下に「やり過ごす」の意味と使い方、また類義語との違いを説明します。

 

意味

まず、「やり過ごす」には以下のような意味があります。

  1. あとから来たものを先に行かせる。
  2. なすがままにさせて、かかわりをもたないようにする。
  3. 限度を越えてする。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「やり過ごす」

つまり、「後から来たものを自分よりも前に行かせる」「ある物事をそのままにして放っておいて関わりを持たないようにする」「限度を越えて何かをする」ことをいいますが、一般的には2の意味でよく使われる語となっています。

 

使い方・例文

次に、「やり過ごす」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「彼は酒が飲めなかったが飲み会への参加を断り切れず、当日はソフトドリンクだけで飲み会をやり過ごした
  • 「その日夕方から雨となったが、傘を持たずに出てきたためしばらくカフェに入ってお茶をしながら雨をやり過ごした
  • 「連休最終日のその日は帰省する人で道路はひどい混雑が続いたため、ひとまずサービスエリアに入って渋滞をやり過ごした
  • 「その時は比較的混雑している時間帯だったので、電車を何台かやり過ごした

ポイント

「やり過ごす」は、上記のように面倒な物事などをそのままにしておいて自分は別のことに取り組みそれと関わらないようにする状況についていう場合や、電車や車など後から来るものを自分は動かずに先に追い越させることについていう場合などに、「~をやり過ごす」といった形で使うことができます。

 

類義語・言い換え表現

次に、「やり過ごす」の類義語・言い換え表現について見ていきます。

この言葉で一般的に使われている「ある物事をそのままにして関わりを持たないようにする」ことをいう場合に、それと近い意味のある言葉を使って言い換えるには以下のような言い方をすることができます。

  1. 「駅に着く前に雨が降ってきたので、とっさに近くにあった店の軒下に入って雨から逃れた
    (≒「駅に着く前に雨が降ってきたので、とっさに近くにあった店の軒下に入って雨をやり過ごした」)
  2. 「夏の炎天下に大荷物で歩いていたが、さすがの日差しの強さに耐えきれず、しばらくの間木陰に入って暑さを凌いだ
    (≒「夏の炎天下に大荷物で歩いていたが、さすがの日差しの強さに耐えきれず、しばらくの間木陰に入って暑さをやり過ごした」)
  3. 「彼は適度にサービスエリアで休憩をとることで渋滞を回避した
    (≒「彼はサービスエリアで休憩をとることで渋滞をやり過ごした」)

ポイント

まず①の「逃れる」という言葉は「不都合なことから遠ざかる」ことをいい、「雨から逃れる」という言い方で「雨をやり過ごす」という言い方とほぼ同じ意味のことを表すことができます。

また②の「凌ぐ」という語は「困難な状況などを乗り越える、我慢する」という意味があります。そのため「暑さを凌ぐ」というと「暑さに耐える、乗り切る」というニュアンスになり、「暑さを避ける、暑さと関わらないようにする」という「やり過ごす」ではニュアンスが異なりますが、同じような形で使うことができます。

そして③の「回避」は「良くないことを免れるために物事を避ける」ことをいい、この場合もニュアンスには違いがありますが、「やり過ごす」を使った表現と同じような使い方をすることが可能です。

 

まとめ

以上、「やり過ごす」の意味と使い方、類義語や言い換え表現についてまとめました。

この言葉はいくつかの意味がありますが、主に「面倒な物事をそのままにして関わりを持たないようにする」ことをいい、ある物事を放っておいて関わらないようにすることについていう場合に「~をやり過ごす」といった形で使われています。

また近い意味の言葉には「逃れる」「凌ぐ」「回避する」といったものがあり、それぞれニュアンスは異なりますが、同じような使い方でほぼ同じ意味のことを述べることが可能です。

これらの語は上記のように、いずれも面倒な物事や不都合な状況などと距離を置いたり抜け出すことをいう場合に使うことができるので、適度な場面で使い分けることができます。

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