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「役不足」とは?意味と使い方・例文・反対語まとめ

投稿日:2017年4月11日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「役不足」(読み方:「やくぶそく」)という言葉は、ビジネスの場面においてよく用いられています。

たとえば仕事で責任のある役割を当てられた時に、「自分には役不足ですが~」といった言い方をした経験がある人は、もしかすると少なくないかもしれません。

しかしながら、一般的にこのような使い方をすることが多いとはいえ、実際のところ、これは誤用となります。

それではどのような使い方が正しいのか、ここでは「役不足」の意味と使い方を例文や反対語を交えながら説明していきます。

 

「役不足」の意味と使い方・例文・反対語

それでは、以下に「役不足」の意味と使い方、また反対語について説明します。

 

意味

まず、「役不足」には以下のような意味があります。

その人の力量に対して与えられた役目が軽すぎること

出典:明鏡国語辞典

上述したように、この言葉は一般に「与えられた役割が重く、自分の力量と釣り合っていない」という意味で用いられていることが多いですが、もともとは自分の実力や力量よりも軽い役目を与えられた時に「その役割が自分にとって不足である」という不満を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「役不足」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のような使い方をすることができます。

  • 「年齢的には妥当かもしれませんが、彼には主任では役不足ではないでしょうか」
  • 「そのポストは役不足だと上司に訴える」
  • 「与えられた仕事が役不足であることに不満を募らせる」
  • 「この仕事は君にとって役不足かもしれないが、適任者が見つかるまでの間だけ引き受けてもらえないか」

 

反対語

では次に、「役不足」の反対の意味がある言葉について見ていきます。

「役不足」は上記のような使い方をする言葉となりますが、もし誤って解釈されているほうの意味(役目に対して自分の力量が足りないこと)について表現したい場合には、「力不足」もしくは「力量不足」といった言葉が適切です。

「力不足」には「与えられた職務・役割を果たす力が足りないこと」といった意味があり、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「このたび課長という大役を仰せつかりました。力不足ではございますが責務を全うするべく微力を尽くす所存です」
  • 「せっかく念願の仕事に就いたが、自分の力量不足を感じている」

 

まとめ

以上、「役不足」の意味と使い方、反対語について説明しました。

この言葉は「力不足」の意味と勘違いして解釈されていることが多いとされますが、それぞれ「役が(自分に)不足である」「(役に対して)力量が不足している」と考えると分かりやすいかと思います。

両者は反対の意味となるので、たとえば挨拶文などで「力不足」と言いたいところに不満を表す「役不足」を用いるといったことがないように、場面に応じて意識して使い分けると良いかと思います。

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