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「野暮」の意味と使い方・例文・「無粋」との違いまとめ

投稿日:2017年11月7日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「野暮」(読み方:「やぼ」)という言葉は、「野暮な~」「野暮ったい~」といった形でよく用いられています。

会話などにおいて比較的よく使われる語ではありますが、この言葉は具体的にどのようなことを表しているのか、また似た意味のある「無粋」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問が生じることもあるかもしれません。

そこで、ここでは「野暮」の意味と使い方、また「無粋」との違いを説明していきます。

 

「野暮」の意味と使い方・例文・「無粋」との違い

それでは、以下に「野暮」の意味と使い方、また「無粋」との違いを説明します。

 

意味

まず、「野暮」には主に「世情に通じず、人情の機微が分からないこと」「洗練されていないこと」といった意味があり、「世の中の事情に精通しておらず、人の感情における微妙な趣が分からないこと」や「粋でない、垢抜けていないこと」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「野暮」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「彼は着るものに無頓着で、いつも野暮ったい服装をしている」
  • 「野暮を承知で言うが、彼はやめておいたほうがいい」
  • 「映画の結末を教えるなんていう野暮なことはしないでくれ」
  • 「すまないが、ちょっと野暮用で出てくる」
ちなみに、「野暮用」とは「仕事の用事(遊びなどの粋なことではない用事)」「つまらない用事」を表し、外出する時にその用事の内容を曖昧にして言う場合に用いられます。

 

「無粋」との違い

では次に、似た意味を表す「無粋」という語との違いについて見ていきます。

まず、「無粋」には「人情に疎いこと(特に男女間の機微が分からないこと)、風情が分からないこと」といった意味があり、この語と「野暮」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「無粋」:「頻繁に電話をしてきてデートの邪魔をする無粋な友人に腹を立てる」(頻繁に電話をしてきてデートを邪魔する男女の機微が分からない友人に腹を立てる)
  • 「野暮」:「一流の仕事をする職人に向かって、直接褒め言葉を並べるはかえって野暮というものだ」(一流の仕事をする職人に向かって、直接褒め言葉を並べるのはかえって気が利かない振る舞いというものだ)

つまり、「無粋」は主に「男女間における微妙な感情の様子が分からないこと」、「野暮」は「人の心の機微が分からないこと」を表すというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「野暮」の意味と使い方、「無粋」との違いについてまとめました。

この言葉は「人情の機微に通じていないこと」「洗練されていないこと」といった意味があり、気が利かないことや容姿などが洗練されていない様子などについて述べる場合に用います。

「無粋」にも同じような意味がありますが、この場合は主に男女間の微妙な感情が分からないことや、物事の風流な趣が分からないことを表します。

それぞれ微妙に表すことが違うので、場面に応じて適当に使い分けることができます。

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