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「裏腹」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

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「裏腹」(読み方:「うらはら」)という言葉は、「心とは裏腹に~する」「裏腹な言葉」などの形でよく用いられています。

たとえば思っていることと態度が矛盾しているような場合に使うあまり良いイメージではない言葉ですが、具体的にはどのようなことを表しているのか、また他に似た意味のある語にはどのようなものがあるのか、中には疑問を抱くこともあるかもしれません。

そこで、ここでは、「裏腹」の意味と使い方、そして類義語にあたる言葉について説明していきます。

 

「裏腹」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「裏腹」の意味と使い方、また類義語との違いを説明します。

 

意味

まず、「裏腹」には以下のような意味があります。

  1. 隣接していること。背中合わせ。
  2. 相反すること。あべこべ。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「裏腹」

つまり、「ある物事同士が隣に接していること、裏と表の関係にあること」「2つの物事が矛盾して一致しないこと、逆であること」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「裏腹」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「彼はよく言葉と裏腹な態度を取るため、何が言いたいのか分からず混乱する」
  • 「安全管理を徹底しているとは言うが、それでも消防士は常に死と裏腹な仕事だといえる」
  • 「彼は見栄を張って実際とは裏腹なことをいうところがある」
  • 「一見相手への思いやりのあるその言葉とは裏腹に、彼の心は下心で一杯だった」

 

類義語

次に、「裏腹」の類義語について見ていきます。

この言葉と近い意味のある語には、以下のようなものが挙げられます。

 

裏表(うらおもて)

まず、「裏表」には以下の意味があります。

見せかけと内実が一致しないこと。かげひなた。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「裏表」②

つまり、「うわべで見せていることと実際のことが一致しないこと、人の見ているところ見ていないところで言動が違うこと」をいい、以下のように用いることができます。

  • 「彼は裏表のないさっぱりとした人柄で周囲から好かれている」
  • 「彼は一見愛想が良いが、裏表があり好感が持てない」

 

あべこべ

順序・表裏・方向などが普通とは逆になっていること。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「あべこべ」

つまり、「ある物事の順序などが一般の状態とは逆になっていること」をいい、以下のように用います。

  • 「慌てて家を出た彼女は、靴をあべこべに履いていたことに気づいた」
  • 「彼はそう言ったようだが、事実はそれとはあべこべだ」

 

まとめ

以上、「裏腹」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は「相反すること」「背中合わせ」のことをいい、反対の関係にあるもの同士が同時に存在することや、ある事と隣り合わせになっている物事についていう場合に、「言葉とは裏腹な態度」(言葉とは矛盾した態度)「死と裏腹の仕事」(死と隣り合わせの仕事)のように用いられています。

また似た意味の語に「裏表」「あべこべ」がありますが、「裏表」は「見せ掛けていることが事実とは異なっていること」、「あべこべ」は「ある物事が普通の状態と時とは逆になっていること」をいいます。

つまり、それぞれ反対のことや事実ではないことについていう時に用いる言葉ですが、「矛盾した物事が同時に存在すること」「うわべと実際が異なっていること」「普通の状態とは逆のこと」というようにそれぞれ違ったニュアンスがあるため、適度な場面で使い分けると良さそうです。

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