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「伯父」「叔父」「小父」の違いとは?それぞれの意味と使い方まとめ

投稿日:2017年12月25日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

日常会話などにおいて、親戚や知人の男性を「おじ」もしくは「おじさん」と呼ぶことがあります。

会話では特に意識することはありませんが、これを漢字で書き表すと「伯父」「叔父」「小父」といったようにいくつかの表記のし方ができます。

それではこれらの語にはそれぞれどのような違いがあってどのような場合に用いるのか、手紙の文面で相手を呼ぶ場合などに疑問を抱くこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「伯父」「叔父」「小父」の意味と使い方を説明していきます。

 

「伯父」「叔父」「小父」の意味と使い方

それでは、以下に「伯父」「叔父」「小父」の意味と使い方を説明します。

 

意味

まず、「伯父」「叔父」「小父」には以下のような意味があります。

父または母の兄弟。また、おばの夫。

【表記】父母の兄、父母の姉の夫の場合は「伯父」、父母の弟、父母の妹の夫の場合は「叔父」と書く。

出典:明鏡国語辞典「伯父・叔父」

他人である中年の男性を呼ぶ語。

出典:明鏡国語辞典「小父さん」

つまり、これらの語は、「自分の父または母の兄にあたる人」(もしくは伯母の夫にあたる人)には「伯父」「父または母の弟にあたる人」(もしくは叔母の夫)には「叔父」「特に血縁関係がない中年男性」には「小父」というように使い分けることができます。

ちなみに、「おば」「おばさん」についても同様に、「父や母の姉」(もしくは伯父の妻にあたる人)を「伯母」「父や母の妹」(もしくは叔父の妻)を「叔母」「他人の中年女性」を「小母」というように書き表すことができます。

 

使い方

上記のように、「伯父」「叔父」「小父」といった語は、それぞれ「父母の兄か弟」もしくは「他人の中年男性」かで使い分けることができ、たとえば手紙の文面における相手の呼び名としては以下のように用いることができます。

  • 「ご無沙汰しておりましたが、その後伯父様の具合はいかがですか」
  • 「叔父様、叔母様におかれましては、お健やかにお過ごしのことと存じます」
  • 「先日、近所にある酒屋の小父さんからめずらしいお酒をいただきました」

ちなみに、「伯父・叔父」(「伯母・叔母」)の使い方について、その人が義理の関係である場合、父母よりも年齢が上であるか下で悩む場合もあるようですが、年齢には関係なく、あくまでもその人が自分自身の父もしくは母の「兄か弟」(もしくは姉か妹)どちらの配偶者であるかで判断します。

たとえば「伯父の配偶者」、母の兄の妻にあたる人を呼ぶ場合には、その人が母親よりも齢が下である場合でも「伯母」となり、もし「叔父の配偶者」(母の弟の妻)であれば、母よりも齢が上であっても「叔母」というように使うことができます。

 

まとめ

以上、「伯父」「叔父」「小父」の意味と使い方についてまとめました。

普段あまり意識することなく使っている「おじ」という言葉ですが、漢字で表記する場合にはいくつかのパターンに分けられます。

とはいっても、それぞれ「父母の兄」「父母の弟」「他人の中年男性」といったように明確に異なる意味があるため、その相手が父母とどのような間柄にあるかによって使い分けることができます。

手紙を書く際などに、これらのことを覚えておくと適当な使い方ができて良いかと思います。

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