言葉の使い方を中心にブログ運営・フリーランスに関することなど、ライティングの仕事に関わる情報を広く紹介するブログです。

Kotoログ

言葉・単語の意味

「貼付」の読み方・意味と使い方・例文・「添付」との違いまとめ

投稿日:2017年9月28日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「貼付」という言葉は、一般に「てんぷ」という読み方で知られており、「~を貼付する」といった形でよく用いられています。

しかしながら、「貼付」と書いて「てんぷ」と読むのはもともと誤読で、この場合には「添付」という字を使うことができます。

それでは「貼付」は本来どのような読み方をするのか、また近い意味のある「添付」とはどのような違いがあるのか、中には疑問が浮かぶこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「貼付」の読み方、意味と使い方、また「添付」という語との違いを説明していきます。

 

「貼付」の意味と使い方・例文・「添付」との違い

それでは、以下に「貼付」の読み方、意味と使い方、また「添付」との違いを説明します。

 

読み方

まず「貼付」の読み方について見ていきます。

この言葉は、もともと「ちょうふ」という読み方をします。

しかしながら、「てんぷ」と読む人が多いことからそれが定着し、現在では「てんぷ」という読み方が辞書にも掲載され、慣用読みとして認められています。

つまり、本来は「ちょうふ」という読み方が正しいものとなりますが、「てんぷ」という読み方でも間違いではないということになります。

ちなみに「慣用読み」とは、「貼付」を「てんぷ」と読むように誤読が一般に定着したことで認められるようになった読み方のことをいいます。他にも慣用読みの例として、「早急」(さっきゅう→そうきゅう)・「情緒」(じょうしょ→じょうちょ)などがあります。

 

【参考記事】
「情緒」の意味と使い方・例文・「風情」「心理」との違いまとめ
「早急」の読み方・意味と使い方・例文・「性急」との違いまとめ

 

意味

次に、「貼付」の意味について見ていきます。

「貼付」には以下の意味があります。

はりつけること。

出典:明鏡国語辞典「貼付」

つまり、「(糊などを使って)何かを貼り付けること」を表す語となっています。

 

使い方・例文

では次に、「貼付」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「履歴書には写真を貼付して送付する必要がある」
  • 「検定試験の受験票に証明写真を貼付する」
  • 「源泉徴収票を台紙に貼付して申告書類と一緒に提出する」
  • 「指定されたシートに証明書を貼付して提出する」

 

「添付」との違い

次に、「貼付」と似た意味のある「添付」との違いについて見ていきます。

まず、「添付」には以下の意味があります。

書類などに、その補足となるものを付け加えること。

出典:明鏡国語辞典「添付」

つまり、「(書類などに)その不足部分を補うものを付加すること」を表し、この語と「貼付」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「添付」:「その製品には本体や付属品とともに簡単なマニュアルが添付されていた」(その製品には本体や付属品とともに簡単なマニュアルが付加されていた)
  • 「貼付」:「確定申告時には控除証明書を所定の台紙に貼付して提出する必要がある」(確定申告時には控除証明書を所定の台紙に貼り付けて提出する必要がある)

つまり、「添付」は「補足となる何かを付加する、添えること」、「貼付」は「用紙などに何かを貼り付けること」を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「貼付」の読み方、意味と使い方、「添付」との違いについてまとめました。

この言葉は本来「ちょうふ」と読みますが、「てんぷ」という読み方も慣用読みとして認められています。そのため、どちらでも間違いとはなりませんが、両方の読み方を覚えておき、その時々の場面や相手によって使い分けるようにすると良いかと思います。

また、同じ読み方をする「添付」という語は「書類などに補足となる何かを添えること」を表し、「貼付」とは違ったことを表すため、「履歴書に写真を貼付する」「メールに画像を添付する」といったようにそれぞれ別の場面で使い分けることができます。

-言葉・単語の意味

Copyright© Kotoログ , 2019 All Rights Reserved.