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「頂戴」の意味と使い方・例文・「賜る」「頂く」との違いまとめ

投稿日:2017年12月11日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「頂戴」(読み方:「ちょうだい」)という言葉は、「~を頂戴する」といった形でよく用いられています。

手紙の文面などでよく用いられる語ではありますが、たとえば「賜る」「頂く」といった似た意味の語とは具体的にどのような違いがあるのか、中には疑問が浮かぶことがあるかもしれません。

そこで、ここでは、「頂戴」の意味と使い方、また「賜る」「頂く」を説明していきます。

 

「頂戴」の意味と使い方・例文・「賜る」「頂く」との違い

それでは、以下に「頂戴」の意味と使い方、また「賜る」「頂く」との違いを説明します。

 

意味

まず、「頂戴」には以下のような意味があります。

もらうこと、頂くことをいう謙譲語。

出典:明鏡国語辞典「頂戴」①

この言葉には、実際には他にも複数の意味がありますが、主に上記のように「人から何かをもらうこと」の謙譲語、つまり自身を低めて聞き手である相手を高める言い方として用いられる語となっています。

 

使い方・例文

次に、「頂戴」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「お心遣い、ありがたく頂戴いたします」
  • 「このたびは、貴重なご意見を頂戴し誠にありがとうございました」
  • 「このたびは結構なお品を頂戴いたしましてありがとう存じます」
  • 「このたびは弊社スタッフの対応にお褒めの言葉を頂戴し、誠にありがたく存じます」

 

「賜る」「頂く」との違い

次に、似た意味を表す「賜る」「頂く」という語との違いについて見ていきます。

まず、これらの語には以下の意味があります。

「もらう」の謙譲語。いただく。頂戴(ちょうだい)する。

出典:明鏡国語辞典「賜る(給わる)」①

「もらう」の謙譲語。頂戴(ちょうだい)する。

出典:明鏡国語辞典「頂く(戴く)」④

そして、この語と「頂戴」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「賜る」:「平素より格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございます」
  • 「頂く」:「このたびはご丁寧にお見舞いのお手紙をいただき、ありがとうございました」
  • 「頂戴(する)」:「結構なお歳暮のお品を頂戴し、誠にありがとうございました」

つまり、意味上の定義ではいずれの語も「もらう」の謙譲語とされており、同じような使い方ができるようではありますが、「賜る」は比較的相手を敬う意味合いが強く、堅い場面で用いる表現となります。

また「頂く」「頂戴(する)」については、どちらも相手から何かをもらうことについてお礼を述べるなどの場面で同じように用いることができますが、どちらかというと「頂戴(する)」のほうがより丁寧な印象を与えます。

 

まとめ

以上、「頂戴」の意味と使い方、「賜る」「頂く」との違いについてまとめました。

この言葉はいくつか意味がありますが、「もらう」の謙譲語として使用する場合には、「~を頂戴する」という形で用い、相手から何かをもらうことをへりくだっていう語となります。

また「頂く」という語もほとんど同じような使い方ができますが、「賜る」についてはより格式張った語となり、目上の人、身分の高い人などから何かをもらうことについて述べる場面で用いることができます。

それぞれ微妙にニュアンスが異なるため、用いる相手やその場面に応じて使い分けるようにすると良いかと思います。

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