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「培う」の意味と使い方・例文・「養う」との違いまとめ

投稿日:2017年10月10日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「培う」(読み方:「つちかう」)という言葉は、「~を培う」「培われた~」などの形で用いられています。

たとえば能力を育てることについていう場合に用いられる語ですが、同じような意味のある「養う」(やしなう)という語とは具体的にどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「培う」の基本的な意味と使い方、また「養う」との違いについて説明していきます。

 

「培う」の意味と使い方・例文・「養う」との違い

それでは、以下に「培う」の意味と使い方、また「養う」との違いを説明します。

 

意味

まず、「培う」には以下の意味があります。

  1. (古い言い方で)草木を養い育てる。
  2. 体力や精神力など、その人の糧となるものを養い育てる。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「培う」

つまり、「植物(草や木)を栽培する」「(人の能力などを)育てる、向上させる」という2つの意味を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「培う」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「ガーデニングを趣味とする彼は、庭でさまざまな花を培っている」
  • 「外国人との交流を通じて国際感覚を培う」
  • 「前職での営業経験を通じてコミュニケーション能力を培いました」
  • 「その教材は子どもの思考力を培うのに役立つだろう」

 

「養う」との違い

では次に、似た意味のある「養う」との違いについて見ていきます。

まず、「養う」には以下の意味があります。

体力・知力などを少しずつ作り上げる。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「養う」③

そして、「養う」と「培う」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「養う」:「彼はサラリーマン生活の中で社会人として必要な忍耐力を養った」(≒彼はサラリーマン生活の中で社会人として必要な忍耐力を努力して少しずつ作り上げていった)
  • 「培う」:「国際社会で生き抜くためには語学力を培うことが必要だ」(≒国際社会の中で生き抜くためには語学力を養い育てていくことが必要だ)

つまり、どちらも同じような意味がありますが、「養う」は「体力・習慣などを努力して少しずつ向上させて作り上げる」ことを表し、「培う」は「体力や精神力などを養い育てる(手間を掛けて育てる)」ことを表すというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「培う」の意味と使い方、「養う」との違いについてまとめました。

「培う」には「草木を養い育てる」「能力などを養い育てる」といった2つの意味があります。もともとは前者の意味がもとになっているようですが、一般的には後者の意味で用いられることが多く、この場合には、人の能力をそのために手間を掛けて育てることについていう場合に「~を培う」「~で培った能力」などのように用いられます。

また「養う」は「何かを努力して少しずつ作り上げる」ことをいい、精神力、身体能力などを努力して段々と向上させて作り上げることについていう場合に用いることができます。

これらの語は微妙に意味が異なるため、場面に応じて適度に使い分けること良さそうです。

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