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「追随」の意味と使い方・例文・「追従」との違いまとめ

投稿日:2018年11月10日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「追随」(読み方:「ついずい」)という言葉は、「~に追随する」「追随を許さない」などの形でよく使われています。

優れたものに追い付こうとすることについていう場合などに使われている言葉ですが、具体的にはどのような使い方をするのか、また近い意味のある「追従」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問が浮かぶこともあるかもしれません。

そこで、ここでは、「追随」の意味と使い方、「追従」との違いについて説明していきます。

 

「追随」の意味と使い方・例文・「追従」との違い

それでは、以下に「追随」の意味と使い方、また「追従」との違いを説明します。

 

意味

まず、「追随」には以下のような意味があります。

あとにつき従うこと。あとからついていくこと。また、まねをすること。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「追随」

つまり、「後に付いて行くこと、後から追い付くこと、真似をすること」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「追随」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「彼の神々しいまでのその歌声は、他の追随を許さなかった
  • 「良いものを真似てみてもそこに独自の価値がなければ単なる追随者に過ぎない」
  • 「明治時代の日本は、列強諸国と肩を並べようと西洋文化にひたすら追随していた
  • 「高い技術と徹底したマーケティング・リサーチに裏付けられた当社の商品力に追随できるものはないだろう」

ポイント

「追随」は、何かの後について行くことやある物事に追い付く(後に続く)こと、良いものの真似をすることについていう場合に「~に追随する」「他の追随を許さない」「追随者」といった形で使うことができます。

 

「追従」との違い

次に、似た意味のある「追従」という語との違いについて見ていきます。

まず、「追従」には以下の意味があります。

人のあとにつき従うこと。また、人の言動にそのまま従うこと。追随。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「追従」

そして、これらの語と「追随」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「追従」:「彼は会社組織の中で生き残るためにはとりあえず上司に追従しておけば良いと思っていた」(≒「彼は会社組織の中で生き残るためにはとりあえず上司の言動にそのまま従っておけば良いと思っていた」)
  • 「追随」:「さすが本場フランスのレストランで修行を積んだだけあって、彼の味は他の追随を許さないものがある」
    (≒「さすが本場フランスのレストランで修行を積んだだけあって、誰も彼の味に追いつける者はいないだろう」)

ポイント

つまり、

「追従」は、主に「人の言動に従う、逆らわないこと」をいい、

「追随」は、「(優れたものに)後から追い付くこと、後に付いていくこと、真似をすること」

を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「追随」の意味と使い方、「追従」との違いについてまとめました。

この言葉は、「人の後に付いていく、後から追い付くこと、真似をすること」をいい、優れたものに後から追い付くこと(良いものの横に並ぶこと)や後に付いていくこと、真似をすることについていう場合に「~に追随する」「他の追随を許さない」といった形で使われています。

また「追従」も「他の追従を許さない」というように「追随」と同じ意味で使われることがありますが、主に「人の言動に従う」ことをいい、「上司に追従する」などの形で使うことができます。

これらの語は同じような使い方ができますが、それぞれ異なる意味があるので適した形で使い分けることができます。

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