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「逐次」の意味と使い方・例文・「逐一」との違いまとめ

投稿日:2018年1月28日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「逐次」(読み方:「ちくじ」)という言葉は、「逐次~する」「逐次~される」といった形でよく用いられています。

主に文章において使用されていますが、この言葉が具体的にどのようなことを表すのか、もしくは近い意味のある「逐一」(ちくいち)という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問が浮かぶことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「逐次」の意味と使い方、また「逐一」との違いを説明していきます。

 

「逐次」の意味と使い方・例文・「逐一」との違い

それでは、以下に「逐次」の意味と使い方、また「逐一」との違いを説明します。

 

意味

まず、「逐次」には以下のような意味があります。

物事が順を追って次々になされるさま。順次。

出典:明鏡国語辞典「逐次」

つまり、「物事が順番に次から次へと続けて行われる様子」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「逐次」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「その本は全10巻のシリーズとして逐次刊行された」
  • 「指示に従って逐次資料を修正していく」
  • 「その百貨店の各催事場で行われるイベントの予定は、決まり次第逐次発表されることになっている」
  • 「転職したばかりの頃はベンチャー企業の常識にとらわれない仕事のやり方に戸惑ったが、逐次それらにも慣れていった」

 

「逐一」との違い

では次に、似た意味のある「逐一」という語との違いについて見ていきます。

まず、「逐一」には以下の意味があります。

一つ一つ順を追ってするさま。また、くわしく細部までもらさずにするさま。

出典:明鏡国語辞典「逐一」

そして、この語と「逐次」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「逐一」:「それらの調査結果を取りまとめた報告書は逐一ホームページに掲載します」(それらの調査の結果を取りまとめた報告書は一つ一つ余すところなくホームページに掲載します)
  • 「逐次」:「調査結果については逐次ホームページにて公表します」(調査結果については順を追って次々にホームページで公表します)

つまり、「逐一」は「一つ一つ順を追ってもらすことなく何かを行う様子」、「逐次」は「一つ一つ順を追って次々に物事が行われる様子」を表すというニュアンスの違いがあります。

【関連記事】:「適宜」の意味と使い方・例文・「随時」「適時」との違いまとめ

 

まとめ

以上、「逐次」の意味と使い方、「逐一」との違いについてまとめました。

この言葉は「順を追って次々に物事が行われる様子」を表し、たとえば出版物がシリーズで順番に次々と刊行される、何かの情報を次々に公表するなどの場合に、「逐次~する」「逐次~される」といった形で用いられます。

また「逐一」も同じような意味となりますが、この場合は順を追っていちいち何かを行う、つまり一つ一つもらさずに詳しく行うというニュアンスが含まれます。

両者は近い意味でもそれぞれ微妙に違ったことを表しているため、場面に応じて適したものを使うことができます。

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