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「泰然自若」の意味と使い方・例文・類義語・対義語まとめ

投稿日:2017年12月14日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「泰然自若」(読み方:「たいぜんじじゃく」)という言葉は、「泰然自若とする」「泰然自若と~する」などの形でよく用いられています。

人に対する褒め言葉として使うことができ、座右の銘としている人も多いようですが、具体的にこの言葉はどのようなことを表すのか、もしくは類義語や対義語にはどのようなものがあるのか、中には疑問を抱くこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「泰然自若」の意味と使い方、また類義語・対義語にあたる語について説明していきます。

 

「泰然自若」の意味と使い方・例文・類義語・対義語

それでは、以下に「泰然自若」の意味と使い方、また類義語・対義語について説明します。

 

意味

まず、「泰然自若」には以下のような意味があります。

落ち着いて物事に動じないさま。

出典:明鏡国語辞典「泰然自若」

つまり、「落ち着いていて直面した物事に動揺したり、平静さを失ったりしない様子」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「泰然自若」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「突然の大きな揺れに皆が慌てふためく中、彼は泰然自若と電話対応を続けていた」
  • 「ビルの非常ベルが鳴り響く中でも泰然自若として的確に行動する」
  • 「理不尽なクレームを付ける顧客に泰然自若とした態度で対応する」
  • 「機器の故障によるトラブルにも、司会者は泰然自若とした調子を崩さずにイベントを進行させた」
上記のように、「泰然自若」は差し迫った事態にも落ち着いて対処する様子を述べる場合に用いられ、褒め言葉として用いることができる語になっています。

 

類義語・対義語

では次に、「泰然自若」の類義語について見ていきます。

この言葉と似た意味のある語には、以下のようなものがあります。

 

余裕綽々(よゆうしゃくしゃく)

まず、「余裕綽々」には以下の意味があります。

ゆったりとあせらないさま。悠然としているさま。落ち着き払っているさま。

出典:精選版 日本国語大辞典「余裕綽々」

この言葉は「態度などに余裕がある、ゆとりがある様子」を表し、以下のように用いることができます。

  • 「彼は大事な試験の前日にも余裕綽々としているように見えた」
  • 「同点で延長戦を迎え、選手たちに疲れが見える中で彼は一人余裕綽々としていた」

 

周章狼狽(しゅうしょうろうばい)

「周章狼狽」には以下の意味があります。

(同意の語を重ねて意味を強めたもの)大いにあわてふためくこと。うろたえ騒ぐこと。

出典:精選版 日本国語大辞典「周章狼狽」

この言葉は「物事に慌てたりうろたえること」を表し、以下のように用いることができます。

  • 「面接で誇張して話した過去の経歴に対して鋭い質問を受け周章狼狽する」
  • 「彼女と行った旅行先で、交際を隠している職場の同僚とばったり会い周章狼狽する」
なお、「泰然自若」と反対の意味のある語には、他にも「戦々恐々」「右往左往」などの四字熟語があります。

 

 

まとめ

以上、「泰然自若」の意味と使い方、類義語、対義語についてまとめました。

この言葉は「落ち着いていて動じない様子」を表し、たとえば一般に慌てたり取り乱したりするような場面に直面しても平静とした態度でいるような様子について述べる場合に使用され、その様子を評価する褒め言葉として用いることができます。

また、近い意味の語の中に「余裕綽々」がありますが、この場合は「態度にゆとりがある様子」をいい、「泰然自若」とは違ったニュアンスがあるため、それぞれの適した場面で使い分けることができます。

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