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「対峙」の意味と使い方・例文・「対立」との違いまとめ

投稿日:2017年9月1日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「対峙」という言葉は「自分自身と対峙する」などの形でよく用いられています。

とはいえ実際のところ、この語がどのような意味として定義されていて、どのような使い方ができるのか、ここではこの言葉の意味と使い方、また併せて「対立」という語との違いを説明していきます。

 

「対峙」の意味と使い方・例文・「対立」との違い

それでは、以下に「対峙」の意味と使い方、また「対立」との違いを説明します。

 

意味

「対峙」には、「(山などが)向かい合ってそびえ立つこと」「対立するもの同士がじっと向き合って動かずにいること、睨み合ったまま動かないでいること」という意味があります。

つまり、「山などが向かい合って高く立っていること」や「対立する二者が向き合って動かないでいること、相手の動きを伺って手を出さずにいること」を表します。

 

使い方・例文

では次に、この言葉の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「その映画の川を挟んで両軍が対峙するシーンを固唾を飲んで見守る」
  • 「穂高連峰と対峙する位置にある霞沢岳は、穂高連峰の展望台として知られている」
  • 「答案用紙と対峙したまま、かれこれ10分が経過した」
  • 「彼女はすべてを悟ったかのような顔つきで彼と対峙していた」

 

「対立」との違い

ここからは、似た意味を表す「対立」という語との違いについて見ていきます。

まず、「対立」には「2つのものが反対の立場に立つこと、互いに譲らないこと」といった意味があります。

この語と「対峙」の使い方を比較すると、たとえば以下のようになります。

  • 「対立」:「彼らは教育方針を巡って真っ向から対立した」(彼らは教育方針を中心に正反対の立場に立ち、互いに譲らなかった)
  • 「対峙」:「彼女は夫の不倫相手と決着をつけようと相手を喫茶店に呼び出した。テーブルを挟んで向かい合ったが、しばらくは互いに言葉を発することもないまま対峙していた」(夫の不倫相手と決着を付けようとテーブルを挟んで向かい合ったが、しばらくは互いに何も言わないまま相手の出方を窺っていた)

上記のように、「対立」は「2つのものが反対の立場に立ち、互いに考えを曲げないこと」、「対峙」は「反対の立場に立つもの同士がじっと動かないでいること、睨み合っていること」を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「対峙」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は、「山などが向き合ってそびえ立つこと」「対立するものが向き合って睨み合うこと」を表します。「何かと向き合う」という意味合いで使われることもありますが、その場合はもともとの意味とニュアンスが異なることに留意しておくと良さそうです。

また、「対立」は「2つのものが反対の立場に立って譲らないこと、張り合うこと」を表し、相反する状態を表します。「(すでに)対立する二者が向き合って動かない、出方を窺う」という意味のある「対峙」とは異なる使い方をするため、分かりやすく使い分けることができます。

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