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「執着」の意味と使い方・例文・類義語・「依存」「未練」との違いまとめ

投稿日:2017年7月19日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「執着」は日常生活においてよく用いられる言葉の一つです。

どんな意味があるか概ね分かっているという人が多いかとは思いますが、具体的にこの言葉がどのようなことを表しているのか、また他に似た意味のある言葉にはどのようなものがあるのか、ここではこの言葉の基本的な意味と使い方と併せて、近い意味のある語との違いや類義語について説明していきます。

 

「執着」の意味と使い方・例文・類義語・「依存」「未練」との違い

それでは、以下に「執着」の意味と使い方、また近い意味のある「依存」「未練」との違いや類義語の使い方を説明します。

 

意味

「執着」には、「ある物事に心が深くとらわれて離れられないこと」という意味があります。

つまり、何かの心惹かれた物事にとらわれて諦められないことをいいます。

 

使い方・例文

この言葉は、愛情や恋愛などの類のことに使われることが多いですが、それ以外にもたとえば以下のように用いることができます。

  • 「新しいものを受け入れずに古いしきたりに執着する」
  • 「彼は金銭に執着し過ぎだ」
  • 「昔の恋人に執着しても仕方がない。思い切って前に進むべきだ」
  • 「長年抱いてきた価値観に執着する」
  • 「生きることに執着する人が多いことに疑問を感じる」

 

「依存」「未練」との違い

次に、「執着」と近い意味があるように思われる「依存」「未練」という語と比較して、それらとどのような違いがあるかについて見ていきます。

まず、「依存」には「他に頼って生存が成立すること」という意味があり、他のものに寄りかかって存在が成り立つことを表します。

また「未練」には、「思い切りの悪いこと、諦めきれないこと、またそのさま」という意味があり、心残りがあり諦めきれないことを表します。

そして、これらの語と「執着」の使い方を比較してみると以下のようになります。

  • 「依存」:「日本では食料の多くを輸入に依存している」(食料の供給は外国からの輸入によって成り立っている)
  • 「未練」:「今の仕事に未練はない」(今の仕事を手放すことに対して心残りはない)
  • 「執着」:「現在の地位に執着する」(現在得ている地位に引きつけられてそこから離れられない)

つまり、簡単にいうと「依存」は「自分以外のものに頼ることでその存在が成立していること」、「未練」は「すっきりと思い切れないこと」、「執着」は「何らかの物事に心を強く引かれて離れられないこと」を表します。

 

類義語

ここからは「執着」の類義語となる言葉について見ていきます。

「執着」と同じように「何かに強くこだわること」を表す言葉には、主に以下のようなものが挙げられます。

  • 「固執」:自分の考えや意見を頑なに守って、それを変えたりせず譲らないこと
  • 「執心」:ある物事に心を引かれそれにこだわること、人に強く思いをかけること

同じこだわることを表すとはいっても、「固執」は「意見などを譲らない」ことを表し「執着」とはニュアンスが異なりますが、「執心」はより近い意味を表すといえます。

「執心」と「執着」の主な違いとしては、「執心」はまだ自分のものになっていないものについていうことに対して、「執着」はすでに手に入れたものを手放さないようにする時にも用いるということが挙げられます。

 

まとめ

以上、「執着」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は、「人や地位、金銭など何らかの物事に対して深くとらわれてそこから離れないこと」をいいます。

同じように強くこだわることを表す言葉や、「未練」「依存」といった近い意味の言葉もいくつかありますが、それらとは使い方やニュアンスには明確な違いがあるため、それぞれを比較して微妙な意味の違いを認識しておくと使い分けやすくなるかと思います。

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