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「手法」の意味と使い方・例文・「手段」との違いまとめ

投稿日:2018年10月26日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「手法」(読み方:「しゅほう」)という言葉は、「古典的な手法」「伝統的な手法」などの形でよく用いられています。

物づくりなどのやり方や方法についていう場合に使われている言葉ですが、具体的にどのようなことを表すのか、また同じように何かのやり方を現す「手段」という語とは具体的にどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「手法」の意味と使い方、「手段」との違いを説明していきます。

 

「手法」の意味と使い方・例文・「手段」との違い

それでは、以下に「手法」の意味と使い方、また「手段」との違いを説明します。

 

意味

まず、「手法」には以下のような意味があります。

物を作ったり事を行ったりする際のやり方。特に、芸術作品の表現技法。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「手法」

つまり、「物を作ったり物事を行ったりする方法」(主に芸術作品を表現する上での技術的な方法についていう)を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「手法」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「その本にはぼかしやにじみなどの水彩画を美しく仕上げるための手法が初心者にも分かりやすく解説されている」
  • 「モナ・リザに使われている『スフマート』という技術はレオナルド・ダ・ヴィンチが創設したといわれる輪郭をぼかして描く手法だ」
  • 「その生産性を重視した機械による大量生産に走ることなく、代々受け継がれてきた醸造の手法を守り続けている」
  • 「その企業の製品は今でも創業時のままの伝統的な手法でつくられている」
ポイント

上記のように「手法」は絵画などの美術作品の技法についていう場合によく使われますが、それ以外にも物づくりの方法などについていう場合にも使うことができます。

 

「手段」との違い

次に、似た意味のある「手段」という語との違いについて見ていきます。

まず、「手段」には以下の意味があります。

目的を達するための具体的なやり方。てだて。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「手段」

そして、これらの語と「手法」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「手段」:「そうやってすぐに話を逸らすのは彼が都合の悪いことを隠すために使う常套手段だ」(≒「そうやってすぐに話を逸らすのは彼が都合の悪いことを隠すためにいつも決まって使うやり方だ」)
  • 「手法」:「絵画のさまざまな手法を理解し習得することは表現の幅を広げる上で重要だ」(≒「絵画作品で優れた表現をするための技術を理解し習得することは表現の幅を広げる上で重要だ」)

つまり、「手段」は「意図していることを実現するための具体的なやり方」「手法」は「物をつくる時のやり方」特に「芸術作品における表現技法」のことをいうという違いがあります。

 

まとめ

以上、「手法」の意味と使い方、「手段」との違いについてまとめました。

この言葉は「物をつくったり物事を行う時のやり方」のことをいい、主に美術などの芸術作品で優れた表現をするための技術的な方法についていう場合に使われています。

また「手段」も何かのやり方についていう言葉ですが、この場合は、単に何かを行うやり方ではなく、「意図していることを実現させる」「ある目的を遂げる」ための具体的なやり方をいいます。

どちらも近い意味ですが、それぞれ異なる場面で使うため、適度に使い分けることができます。

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