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「周知」の意味と使い方・例文・「案内」「伝達」との違いまとめ

投稿日:2017年7月29日 更新日:

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「周知」(読み方:「しゅうち」)という言葉は、「周知徹底させる」などの形でビジネスの場面においてよく用いられています。

しかしながら、具体的にはこの言葉がどのようなことを表すのか、また似た意味のある「案内」「伝達」という語とどのような違いがあるのか、中には疑問が浮かぶことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「周知」の基本的な意味と使い方、また「案内」「伝達」との違いを説明します。

 

「周知」の意味と使い方・例文・「案内」「伝達」との違い

それでは、以下に「周知」の意味と使い方、また「案内」「伝達」との違いを説明します。

 

意味

まず、「周知」には以下の意味があります。

あまねく知ること。知れわたっていること。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「周知」

つまり、「多くの人(広くすべての人)が知っていること、多くの人に知られていること」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「周知」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「新商品についての情報は発売日まで一切案内しないことをオペレーター全員に周知徹底させる」
  • 「社内に知られないよう隠し通すつもりだったが、彼らが付き合っていることは今や周知の事実となっている」
  • 「来週までにeラーニングで研修を受講するよう社員に周知させる」
  • 「業務用パソコンに更新プログラムを適用することをメールで全従業員に周知させる」
「周知」は、一般的には「周知する」という形で多く用いられていますが、連絡事項などを関係者に広く知れ渡らせることについていう場合には「~に周知させる」という形で用います。

 

「案内」「伝達」との違い

次に、似た意味のある「案内」「伝達」という語との違いについて見ていきます。

まず、これらの語には以下の意味があります。

事情を説明し知らせること。また、その知らせ。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「案内」⑤

命令・連絡事項などを伝えること。つぎつぎに伝え届けること。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「伝達」①

そして、これらの語と「周知」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「案内」:「先にご案内いたしました通り、本日の試合は10時から開催いたします」(すでに説明いたしましたように、試合は10時から開催いたします)
  • 「伝達」:「災害時に必要な連絡事項を伝達するための連絡網を整備する」(災害時に必要な連絡事項を関係者に順次伝えていくための連絡網を整備する)
  • 「周知」:「明日は部全体で朝礼があることを周知徹底させる」(明日は部全体での朝礼があることを関係者すべてに認識させる)

つまり、「案内」は「相手に事情を説明する、知らせること」、「伝達」は「連絡事項などを取り次いで次々に伝えること」、「周知」は「広範囲の人に知れ渡る(知らせる)こと」を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「周知」の意味と使い方、「案内」「伝達」との違いについてまとめました。

この言葉は、「広く知らせることや広く知れ渡ること」を表し、たとえば社員全員、ある部署全員が認識する必要がある情報を全体的に知らせる場合などに、「~に周知(徹底)させる」といった形で用いられています。

また近い意味の語には「案内」「伝達」がありますが、「案内」は広範囲というニュアンスは含まれず「相手に事情を知らせること」、「伝達」は「取次いで指示などを次々に伝えること」をいいます。

一般的に、何かを知らせるという意味では「案内」がよく用いられますが、単に何かを知らせたり説明したりするというよりも、組織や企業などで関係者全体にまんべんなく何かを知らせるという場合には「周知」という語を使うというように、これらの語はそれぞれ違ったニュアンスがあるため、その場面に応じて適した形で使い分けることができます。

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