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「推敲」の意味と使い方・例文・「添削」「校正」との違いまとめ

投稿日:2017年8月14日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「推敲」は、「推敲を重ねる」などの形で文章を書くにあたってよく用いられる言葉です。

珍しい使い方をする語ではありませんが、具体的にどんなケースで用いるのか、ここではこの言葉の基本的な意味と使い方の説明と併せて、近い意味のある「添削」「校正」という語と比較して、それぞれの使い方におけるニュアンスの違いについて説明していきます。

 

「推敲」の意味と使い方・例文・「添削」「校正」との違い

それでは、以下に「推敲」の意味と使い方、また「添削」「校正」との違いを説明します。

 

意味

まず、「推敲」には「詩文を何度も苦心して練り直すこと」という意味があり、「詩や文章を頭を悩ませながら何度も検討し直してより優れたものに仕上げること」を表します。

 

使い方・例文

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「推敲に推敲を重ねて論文を仕上げる」
  • 「この原稿はまだ推敲の余地がある」
  • 「書き上げて少し時間を置いてから推敲するほうが良いものに仕上がりやすい」
  • 「推敲する時間を考慮に入れて記事の作成に取り掛かる」

 

「添削」「校正」との違い

次に、似た意味を表す「添削」「校正」という語との違いについて見ていきます。

まず、「添削」には、「他人の詩歌・文章また答案などに手を入れ、加えたり削ったりして改め正すこと」という意味があり、他人の書いた文章などに書き加えたり削ったりして改め直すことを表します。

そして「校正」は、「文字の誤りを比べ正すこと」「校正刷を原稿と照合して、文字の誤りや体裁・不備を調べ正すこと」を表します。

これらの語と「推敲」の使い方を比較すると、以下のようになります。

  • 「添削」:「作文を添削する」(他人が書いた作文に修正を加える)
  • 「校正」:「この本は校正が不十分で誤植が多く残っている」(ゲラ刷りを原稿と照合して誤りや不備を直す作業が十分に行われていないため誤植が多い)
  • 「推敲」:「推敲は文章の作成には欠かせない作業だ」(文章を書く上で、何度も直してより良いものに仕上げるための作業は欠かせない)

つまり、「添削」は「他人の書いた文章を直すこと」、「校正」は「ゲラ刷り(試し刷り)を原稿と照らし合わせて、不備などを直すこと」、「推敲」は「執筆した文章を何度も直して優れたものに仕上げること」を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「推敲」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は「頭を悩ませながら文章を何度も直して良いものに仕上げること」を意味し、たとえば文章を書く時に、一通り仕上がったものを読み返してもう一度練り直す作業を表します。

それに対して、「添削」や「校正」は「他人の書いた文章や答案などを直すこと」、「ゲラ刷りと原稿を照らし合わせて誤りなどを直すこと」という意味があり、たとえば通信教育や印刷物などに用いられます。

それぞれ違った使い方をする語となるため、適当に使い分けて用いることができます。

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