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「素養」の意味と使い方・「素質」「資質」との違いまとめ

投稿日:2017年10月9日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「素養」という言葉は、「音楽の素養がある」「英語の素養がある」などの形で用いられています。

どんな意味があるかは概ね分かっている人が多いかと思いますが、具体的にこの言葉がどのようなことを表しているのか、また近い意味のある「素質」「資質」という語とはどのような違いがあるのか疑問に感じることもあるかもしれません。

そこで、ここでは「素養」の基本的な意味と使い方、また「素質」「資質」と比較しながらそれぞれの違いについて説明していきます。

 

「素養」の意味と使い方・「素質」「資質」との違い

それでは、以下に「素養」の意味と使い方、また「素質」「資質」との違いを説明します。

 

意味

まず、「素養」には「普段から養い身に付けた教養や知識、たしなみ」という意味があり、「常日頃の学習などによって身に付けた教養や技能、たしなみ」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「素養」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「彼女には茶道の素養があるだけあって立ち居振る舞いが美しい」
  • 「その仕事に就くには簿記の素養があると役立つだろう」
  • 「彼には英語の素養があるため国際色豊かな環境にもすぐに馴染むことができた」
  • 「これらの本は古典文学の素養がなくても読みやすいだろう」

 

「素質」「資質」との違い

次に、似た意味を表す「素質」「資質」という語との違いについて見ていきます。

まずこれらの語の意味を簡単にいうと、「素質」は「生まれつき備わっている性質、将来的にその能力を発揮することが期待される性質」、「資質」は「生まれつきの性質・才能」を表すものとなっています。

そして、これらの語と「素養」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「素質」:「彼には画家としての素質がある」(彼は将来画家としての能力を発揮する性質を生まれつき備えている)
  • 「資質」:「彼女は画家としての資質に恵まれている」(彼女は先天的に画家としての才能に恵まれている)
  • 「素養」:「彼は英語の素養がある」(彼には日頃から身に付けた英語の知識や技能がある)

つまり、「素質」は「生まれつき備わっている性質、特に将来的に高度な段階に進むことが期待される能力」を表し、「資質」は「生まれつき持っている(良い意味での)性質や才能」、「素養」は「普段からの学習などで身に付けた知識や技能」を表すというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「素養」の意味と使い方、「素質」「資質」との違いについてまとめました。

これらの語は一見似ているようですが、「質」という字を含む「素質」「資質」は「生まれつき備えている性質」を表し、「養う」という字を含む「素養」は「普段から身に付けた知識や技能」を表すものとなります。

また「素質」「資質」はどちらも生まれつきの性質を表しますが、「将来的にその能力を発揮することが期待される性質」について述べる場合には「素質」を用います。

それぞれ違ったニュアンスがあり、異なる場面で用いることができるので意識して使い分けるようにすると良さそうです。

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