言葉の使い方を中心にブログ運営・フリーランスに関することなど、ライティングの仕事に関わる情報を広く紹介するブログです。

Kotoログ

言葉・単語の意味

「相対的」の意味と使い方・例文・「比較的」との違いまとめ

投稿日:2017年6月3日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「相対的」(読み方:「そうたいてき」)という言葉は、「相対的な~」「相対的に見て~」などの形で用いられています。

この言葉は日常においてそれほど頻用する語ではなく、具体的にどのようなことを表す語なのか疑問に思うこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「相対的」の意味と使い方、また併せて、似た意味のある「比較的」と比べながらそれぞれの違いについて説明していきます。

 

「相対的」の意味と使い方・類義語との違い

それでは、以下に「相対的」の意味と使い方、また「比較的」との違いを説明します。

 

意味

まず、「相対的」には「物事が他との比較関係においてそのように存在しているさま」という意味があります。

ちなみに、この反対語にあたるのは「絶対的」という言葉で、「それ自体に何ものにも制約されない価値があり、他の何とも比較するものがなく制約も受けないさま」をいいます。

つまり、「何ものとも比較できない揺るがない価値を持っているもの」(例:「幕府の絶対的な権威」「王室という絶対的な存在」など)に対して「他との比較によって存在している状態や様子」を表すのが「相対的」という言葉になります。

 

使い方・例文

では次に、「相対的」の具体的な使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「この会社の製品は相対的にいってレベルが低い」
  • 「商品の信頼性が薄れたことで、当社の製品に対する相対的な価値が上がった」
  • 「確かにこの商品は優れた機能を搭載しているが、物事は相対的に見て判断しなくてはならない」
  • 「A社の台頭によりB社の評価が相対的に下がっている」
  • 「相対的に見てこちらのほうがデザイン・機能ともに優れていると思う」
  • 「作品は相対的な価値で評価されるものだ」

 

「比較的」との違い

ここからは、「相対的」に近い意味のある「比較的」との違いについて見ていきます。

まず、「比較的」には「同種のものや一般的基準と比べて考えてみると、他と比べて」といった意味があり、「他のものと比較してみた時に何らかの傾向が見られること」を表します。

使用例:「この辺りは比較的静かで治安も良い」「今回の試験は普段と比べて比較的良い結果だった」など

 

つまり、両者の語には「相対的」は「他と比べてそれがどのように存在しているかを表す」ことに対して、「比較的」は「一般的な基準と比較した時にどのような傾向が見られるかを表す」というニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「相対的」の意味と使い方、「比較的」との違いについてまとめました。

「相対的」は、物事を単体で捉えるのではなく何かと比較した時に存在する状態を表す言葉です。

同じように他との比較について言及する「比較的」という言葉と意味が似ているようでもありますが、使い方としては分かりやすい違いがあるので、適度に使い分けていくことができます。

-言葉・単語の意味

Copyright© Kotoログ , 2019 All Rights Reserved.