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「失念」の意味と使い方・例文まとめ

投稿日:2017年5月17日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です>

「失念」(読み方:「しつねん」)という言葉は、「~を失念する」「~を失念してしまった」などの形で用いられています。

たとえば日常生活やビジネスの場面において「普段覚えているはずのことをちょっと忘れてしまった」という状態になることがまれにありますが、「失念」はそうした場面で何かを忘れていたことを相手に対して謝罪する時などに用いることができます。

それでは具体的にどのような使い方をするのか、ここでは「失念」の意味と使い方を例文を交えながら説明していきます。

 

 

「失念」の意味と使い方・例文

それでは、以下に「失念」の意味と使い方を説明します。

 

意味

まず、「失念」には「うっかりして忘れること、物忘れ、度忘れ」といった意味があります。

つまり、「たまたま不注意で何かを忘れてしまった」「分かっているはずだけどなぜだかすぐに思い出せない」といったニュアンスがあり、何かを完全に忘れているという状態ではなく「覚えていたはずのことを一時つい忘れたような状態」であることを表す言葉です。

「物忘れ」や「度忘れ」にも同じような意味がありますが、それらの語と比べると「失念」のほうが堅い表現となります。ビジネスの場面などで用いるには、より適しているといえます。

ちなみに、もし英語であれば「slip one's mind」(「頭から抜ける」「記憶から去る」)「escape one's memory」(「思い出せない」)といった表現を使って表すことができます。

 

使い方・例文

この言葉は、「うっかりとして忘れてしまったこと」や「ちょっと思い出せない」といったことがある時に、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「パスワードを失念してしまったのですが、どうすればよいですか」
  • 「お名前を失念してしまいました。大変恐縮ではありますがもう一度教えていただけますか」
  • 「お食事のお約束をしていたのを失念してしまい大変失礼いたしました」
  • 「メールの返信を失念しておりました。ご連絡が遅くなり誠に申し訳ありませんでした」
  • 「年のせいかこのところ物忘れがひどく、お名前を失念してしまい申し訳ありません」
  • 「連絡をしていただいた方のお名前を失念してしまいました」

 

まとめ

以上、「失念」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は、「ついうっかりして忘れてしまった」「覚えていたはずなのになぜだか思い出せない」といった状態を表す時に用いることができます。

そうした物忘れのような状態で何か相手に失礼な行為をしてしまったという時には、「忘れておりました」などの言い方をするよりも良い印象を残すことができるかと思います。

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