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「したたか」の意味と使い方・例文・「あざとい」との違いまとめ

投稿日:2018年6月7日 更新日:

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「したたか」(漢字:「強か」)という言葉は、「したたかな~」「したたかに~する」などの形でよく用いられています。

「ずる賢い」といったあまり良いイメージを持たれていない言葉ではありますが、実際にどのようなことを表すのか、また混同されやすい「あざとい」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「したたか」の意味と使い方、また「あざとい」との違いを説明していきます。

 

「したたか」の意味と使い方・例文・「あざとい」との違い

それでは、以下に「したたか」の意味と使い方、また「あざとい」との違いを説明します。

 

意味

まず、「したたか」には以下のような意味があります。

《形動》強くて、用意には屈しないさま。また、世なれていて、手ごわいさま。

《副》程度・分量などがはなはだしいさま。ひどく。たくさん。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「強か」

つまり、「(形容動詞として)気質が強くて簡単に屈しない様子」「(副詞として)物事の程度が普通を超えている様子」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「したたか」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「彼女は離婚してからも女手一つで子供を育て強かに生きてきた」
  • 「彼は逆境にもめげることなく立ち向かってきたしたたかな男だ」
  • 「昨日はつい飲みすぎてしたたかに酔っぱらった」
  • 「彼は不況で求人が減っている中でも、あちこちの職場を渡り歩いてキャリアを築き上げてきたしたたかものだ」

 

「あざとい」との違い

次に、似た意味のある「あざとい」という語との違いについて見ていきます。

まず、「あざとい」には以下の意味があります。

  1. 思慮深さに欠けるが、小利口であるさま。浅はかでこざかしい。
  2. 抜け目がなく貪欲(どんよく)であるさま。あくどい。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「あざとい」

そして、これらの語と「したたか」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「あざとい」:「彼は立ち回りの良さで上司から実力以上の評価を得ようとするあざとい人だ」(≒「彼は立ち回りの良さで上司から実力以上の評価を得ようとする抜け目のない人だ」)
  • 「したたか」:「彼はしたたかな人だから、いくら周囲が反対していても諦めることはないだろう」(≒「彼は簡単に屈する人ではないから、いくら周囲が反対していても諦めることはないだろう」)

つまり、「あざとい」は「小利口、要するに一見して気が利いている抜け目のない様子」、「したたか」は「他人からの圧力などに簡単に折れることがない様子」を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「したたか」の意味と使い方、「あざとい」との違いについてまとめました。

この言葉は「簡単には屈しない様子」「はなはだしい様子」をいい、主に他人からの圧力などを受けてもそれに簡単に負けない手強い人についていう場合などに「したたかな人」といった形で用いられています。

それに対して「あざとい」は「小利口な様子」をいい、一見して気が利いている抜け目のない人についていう場合などに「あざとい人」「あざとい奴」などの形で用います。

そのため、「したたか」は良い言葉ではないと思われていることが多いかもしれませんが、世慣れた現実的な生きる能力を持った人などに用いることができ、逆にずる賢い人についていう場合には「あざとい」を使うのが適しているといえます。

上記のようにこれらは異なる主旨で使う語となるため、その場面に合わせて適度な形で使い分けると良さそうです。

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