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「指針」の意味と使い方・例文・「方針」との違いまとめ

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<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「指針」(読み方:「ししん」)という言葉は、「指針を得る」「指針を与える」といった形でよく用いられています。

しかしながら、この言葉が具体的にはどのようなことを表すのか、また近い意味のある「方針」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「指針」の意味と使い方、また「方針」との違いを説明していきます。

 

「指針」の意味と使い方・例文・「方針」との違い

それでは、以下に「指針」の意味と使い方、また「方針」との違いを説明します。

 

意味

まず、「指針」には以下のような意味があります。

  1. 磁石盤・計器類などの、目盛りを指し示す針。
  2. 進むべき方向をしめすもの。基本的な方針。手引き。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「指針」

つまり、「コンパスや計器類などの目盛りを示す針」「物事の進むべきところを示すものや手引、基本的な方針」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「指針」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「その本は行動や考え方の指針を示す良書として若い世代におすすめだ」
  • 「専門書という位置付けではないが、この本は幼い子どもをもつ母親たちから子育ての指針として読まれることも多い」
  • 「企業理念を実現するための具体的な行動指針を策定する」
  • 「歴史を学びよく知るようになったことで、過去の偉人たちの生き方から人生の指針を得ることができた」

 

「方針」との違い

では次に、似た意味のある「方針」という語との違いについて見ていきます。

まず、「方針」には以下の意味があります。

物事を行うときの、めざす方向や原則。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「方針」

そして、この語と「指針」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「方針」:「一見放任主義のようだが、子どもの考えや自主性を尊重する方針を摂ってるため、最低限のこと以外は口出ししないようにしている」(一見放任主義のようだが、子どもの考え方や自主性を尊重する方向で子育てを行っているため、最低限のこと以外は口出ししないようにしている)
  • 「指針」:「サービス提供に伴う個人情報の取扱についての指針を策定する」(サービス提供に伴う個人情報の取扱についての手引きを策定する)

つまり、「方針」は「ある物事を行う時の基本的な考え方や方向性」、「指針」は「物事の進むべき方向やそれについての基本的な考え方を示すもの」を表すというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「指針」の意味と使い方、「方針」との違いについてまとめました。

この言葉は「進むべき方向を示すもの」をいい、手引のようにある物事の方向性を人に示すものについていう場合に「~の指針を示す」「~の指針をまとめる」などの形で用いることができます。

また「方針」にも似た意味がありますが、この場合には「物事を行う時に目指す方向や原則」をいい、何かの行動をする上での基本的な考え方や方向性についていう場合に「方針を決める」といった形で用いられています。

つまりこれらの語は、物事を行うにあたってどんなところに向かうのか、もしくは物事を行う上での基本となる考え方を定める場合や、それを誰かに示すものについていう場合に使うことができるため、場面に応じて適した形で使い分けることができます。

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