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「施策」の意味と使い方・例文・「対策」との違いまとめ

投稿日:2018年11月13日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「施策」(読み方:「しさく」)という言葉は、「~の施策を講じる」「施策を打つ」などの形でよく使われています。

国や公共団体が公的な問題にとる対策などについていう場合に使う言葉ですが、具体的にはどのような使い方をするのか、また同じような意味のある「対策」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くこともあるかもしれません。

そこで、ここでは、「施策」の意味と使い方、「対策」との違いについて説明していきます。

 

「施策」の意味と使い方・例文・「対策」との違い

それでは、以下に「施策」の意味と使い方、また「対策」との違いを説明します。

 

意味

まず、「施策」には以下のような意味があります。

行政機関などが政策や対策を立てて実施すること。また、その政策や対策。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「施策」

つまり、「国や地方公共団体などが政策や対策を立ててそれを実行すること、またその政策や対策」のことを表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「施策」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「大地震の二次災害を防止するための施策を講じる」
  • 「市は環境保全の観点から路上喫煙を防止するための施策を打った」
  • 「その自治体では、街頭運動などの事故防止を目標としたさまざまな施策を行っている」
  • 「減災・防災に向けて県は堤防を耐震強化するなどの施策をまとめた」

ポイント

「施策」は、国や地方公共団体(都道府県・市町村など)が実施する政策や公的な問題への対策についていう場合に、「施策を講じる」「施策を打つ」などの形で使うことができます。

 

「対策」との違い

次に、似た意味のある「対策」という語との違いについて見ていきます。

まず、「対策」には以下の意味があります。

相手の出方や事件の成り行きに対応してとる方法・手段。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「対策」

そして、この語と「施策」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「対策」:「彼は現役合格を目指して受験対策プランがある夏期講習に通うことにした」
    (≒「彼は現役合格を目指して予備校が実施している入試試験に対応した勉強ができるプランがある夏期講習に通うことにした」)
  • 「施策」:「南海トラフなどの巨大地震に備えて、国はインフラの強化や公共設備の耐震化などの施策を打ち出した」
    (≒「南海トラフなどの巨大地震に備えて、国はインフラの強化や公共設備の耐震化などの対策を講じることをはっきりと示した」)

ポイント

つまり、

「対策」は「相手が行動に出る時のやり方に対してとる手段」

「施策」は「行政機関が作り出し実施する対策」

を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「施策」の意味と使い方、「対策」との違いについてまとめました。

この言葉は「行政機関が政策や対策を立てて実行すること」をいい、国や公共団体などが公的な問題への対策を講じることについていう場合などに「施策を講じる」などの形で使われています。

また「対策」も同じような使い方をしますが、この場合は「相手の行動などに対してとる手段」のことをいい、行政機関が立てるものに限らず「対策を講じる」「~対策」などの形で使います。

これらの語は似通った意味がありますが、それぞれ使う場面が異なるので、適度な形で使い分けることができます。

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