言葉の使い方を中心にブログ運営・フリーランスに関することなど、ライティングの仕事に関わる情報を広く紹介するブログです。

Kotoログ

言葉・単語の意味

「潮時」の意味と使い方・例文・言い換え表現まとめ

投稿日:2017年8月1日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「潮時」という言葉は、「今の仕事をこれ以上続けるのは無理だ。そろそろ潮時か」「そろそろ片思いの潮時かもしれない」などのような形で用いられることが多くあります。

ただし、この言葉は誤用されることが多い語の一つとして挙げられ、上記の使い方も適切とはいえません。

それでは本来の意味はどのようなものでどのような使い方をするのか、ここではもともと備わっている意味と使い方、また併せて別の言葉を使った言い換え表現について紹介していきます。

 

「潮時」の意味と使い方・例文・言い換え表現

それでは、以下に「潮時」の意味と使い方、また他の言葉を使った言い換え表現を紹介します。

 

意味

まず、「潮時」には以下のような意味があります。

  1. 潮が満ち干きする時刻
  2. あることをするためのちょうど良い時期、好機、時機

1の意味は別として、一般的には、本来2の意味であるところを「物事をやめる時期」という意味として用いられています。

ただし、上記のように本来は「何かをするために(客観的に見て)最も都合の良い時」のことを表す語となっており、一般的に用いられている使い方とは異なる形で使用します。

 

使い方・例文

この言葉は、主に「ある物事をする時機」について述べる場面で、「~をする潮時」「潮時を見て」「潮時を見計らって」などの形で、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「潮時を見て友人宅を辞去した」
  • 「今はちょうどその事業を始める潮時にきている」
  • 「潮時を見計らって退職を切り出す」
  • 「今が開業するのにちょうど良い潮時だ」
  • 「そろそろ現役から身を引く潮時かもしれない」
  • 「話を切り出す潮時を判断する」
  • 「船を出すには今がちょうど良い潮時だ」

 

言換え表現

ここからは、「潮時」を他の言い方で表す場合に用いることができる表現について見ていきます。

「潮時」と同じような使い方が可能な言葉には、たとえば以下のようなものがあります。

 

「好機」「時機」

「好機」には「物事を行うのに良い機会、ちょうど良い折」、「時機」には「あることを行うのに適当な機会、ちょうど良い時、都合の良い機会、潮時」という意味があり、以下のように用いることができます。

  • 「計画を実行する時機を窺う」
  • 「時機を見て息子に養子である真実を話すつもりだ」
  • 「自己啓発費の支給はスキルアップの好機といえる」
  • 「まだ新モデルを発表する時機ではない」

 

「頃合い」

次に、「頃合い」には「適当な時機、良い潮時、好機」という意味があり、「頃合いを見計らって~」「良い頃合いで~」などの形で以下のような使い方が可能となります。

  • 「頃合いを見計らって飲み会の途中で退席する」
  • 「頃合いを見計らってお客様にお茶を出してください」
  • 「在宅している頃合いを見計らって彼を訪ねた」
  • 「遅れるかと思ったが、良い頃合いに待ち合わせ場所にたどり着くことができた」
  • 「食事が終わった頃合いを見計らって、ウエイトレスがドリンクとデザートを持ってくる」

 

まとめ

以上、「潮時」の意味と使い方、言い換え表現についてまとめました。

この言葉は一般に「何かをやめる時機」といった意味で用いられがちですが、本来はそのような意味ではなく「物事をするためのちょうど良い時機」という意味になります。

ですので、「引退の潮時」というように「何かをやめるのにちょうど良い時機」という意味での使い方をすることもできますが、「やめる時機」ということが本来の意味ではないことを認識した上で用いるようにする必要があります。

-言葉・単語の意味

Copyright© Kotoログ , 2019 All Rights Reserved.