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「真摯」の意味と使い方・例文・「真面目」「真剣」との違いまとめ

投稿日:2017年6月18日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「真摯」(読み方:「しんし」)という言葉は、「真摯に~する」「真摯な~」といった形でよく用いられています。

ビジネスメールなどでも使用する機会が多い語ではありますが、たとえば似た意味のある「真面目」「真剣」といった語とは具体的にどのような違いがあるのか、中には疑問をいだくことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「真摯」の意味と使い方、また「真面目」「真剣」と比較してそれぞれの違いを説明していきます。

 

「真摯」の意味と使い方・「真面目」「真剣」との違い

それでは、以下に「真摯」の意味と使い方、また「真面目」「真剣」との違いを説明します。

 

意味

まず、「真摯」には以下の意味があります。

まじめでひたむきなこと。

出典:明鏡国語辞典「真摯」

つまり、「遊び心やいい加減なところがなく、熱心に一つのことに打ち込むこと」を表す語となっています。

 

使い方・例文

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「苦情の電話に真摯な態度で対応する」
  • 「彼女の何事にも真摯に取り組む態度は、上司からの良い評価につながっている」
  • 「彼の仕事に対する真摯な姿勢は認めるが、この業務に適任だとはいえないだろう」
  • 「今回いただいたご指摘を真摯に受け止め、今後のサービス向上に努めて参る所存でございます」

 

「真面目」「真剣」との違い

では次に、「真摯」と似た意味のある「真面目」「真剣」との違いについて見ていきます。

 

「真面目」「真剣」の意味

まず、これらの語には以下の意味があります。

  1. 本気であること。真剣であること。
  2. 真心がこもっていること。誠実であること。

出典:明鏡国語辞典「真面目」

一所懸命に物事をするさま。本気なさま。

出典:明鏡国語辞典「真剣」②

つまり、「真面目」には「人や物事に私利私欲を交えずに接する」「いい加減なところや嘘偽りがない」、「真剣」は「いい加減さや遊び半分ではなく本当の気持ちから何かをする、必死で取り組む」ことを表す語となります。

 

3つの語における違い

上記のことを踏まえて、「真摯」との使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「真面目」:「それまでは勉強することに意義を感じずただの義務感に縛られていたが、将来に具体的な目標を持ち始めてから真面目に勉強をするようになった」(それまでは勉強することに意義を感じずただの義務感に縛られていたが、将来に具体的な目標を持ち始めてからいい加減な気持ちではなく真剣に勉強をするようになった)
  • 「真剣」:「今年中に資格を取得することを目標に真剣に勉強をする」(今年中に資格を取得することを目標に本気で勉強に取り組む)
  • 「真摯」:「彼は新商品の開発を任され、真摯に仕事に打ち込んでいた」(彼は新商品の開発を任され、一途に仕事に打ち込んでいた)

上記のように、「真面目」は「嘘偽りなしに真剣に何かをすること」、「真剣」は「本気で、必死に何かに取り組むこと」、「真摯」は「ただ一つのことに熱心に打ち込むこと」を表すというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「真摯」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は「いい加減さがなくひたむきなこと」を表し、たとえば「真摯に~をする」といった形で、仕事や勉強など、ある物事に一途に取り組むことを表します。

「真面目」「真剣」といった語も近い意味がありますが、「嘘偽りなしに何かを行う」「本気で物事に取り組む」といったことを表し、「真摯」とは違ったニュアンスがあるため、意識して適度な場面で使い分けると良いかと思います。

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