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「しみじみ」の意味と使い方・例文・「つくづく」との違いまとめ

投稿日:2018年3月24日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「しみじみ」(漢字:「染み染み」「沁沁」)という言葉は、「しみじみ感じる」「しみじみと思う」などの形でよく用いられています。

しかしながら、具体的にどのようなことを表すのか、また似た意味のある「つくづく」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「しみじみ」の意味と使い方、また「つくづく」との違いを説明していきます。

 

「しみじみ」の意味と使い方・例文・「つくづく」との違い

それでは、以下に「しみじみ」の意味と使い方、また「つくづく」との違いを説明します。

 

意味

まず、「しみじみ」には以下のような意味があります。

  1. 心の底から深く感じ入るさま。心に深くしみいるさま。
  2. 心静かに落ち着いてするさま。しんみり。
  3. じっと見るさま

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「しみじみ」

つまり、「心から深く感じる様子」「心静かに落ち着いて何かを行う様子」「ある物をじっと見る様子」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「しみじみ」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「風の便りにしばらく疎遠になっていた学生時代の友人が結婚したことを聞き、当時のことを懐かしくしみじみと思い出した」
  • 「彼は母が語る思い出話を聞き、遠い日の記憶を手繰るように幼い頃の写真をしみじみと眺めていた」
  • 「彼は幼い時に亡くした両親との思い出をしみじみと語った」
  • 「口調こそぶっきらぼうなものの、彼のその言葉は思いやりからのものであることがしみじみと分かった」

 

「つくづく」との違い

次に、似た意味のある「つくづく」(漢字:「熟」)との違いについて見ていきます。

まず、「つくづく」には以下の意味があります。

身にしみて深く感じるさま。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「しみじみ」

そして、これらの語と「しみじみ」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「つくづく」:「矛盾や理不尽な出来事に遭遇して、つくづくと世の中が嫌になることがある」(矛盾や理不尽な出来事に遭遇して、世の中は嫌なものだと深く感じることがある)
  • 「しみじみ」:「誰でも病気になると健康のありがたみをしみじみと感じるようになるものだ」(誰でも病気になると心底から健康のありがたみを感じるようになるものだ)

つまり、「つくづく」は「何かを痛感する、心に強く感じる様子」をいい、「しみじみ」は「あることを心に深く感じる様子、心からそう思う様子」を表すというニュアンスの違いがあります。

 

 

まとめ

以上、「しみじみ」の意味と使い方、「つくづく」との違いについてまとめました。

この言葉にはいくつかの意味がありますが、主に「何かを深く感じる様子」を表し、たとえば他人の親切を心からありがたいと思う、健康であることに心から感謝する様子などについて言う場合に「(~をありがたいと)しみじみ思う」「しみじみと感じる」などの形で用いられています。

また「つくづく」は「何かを身にしみて深く感じる様子」を表し、いろいろなことを考えてあることを心から強く感じるようになった、骨身に染みる様子についていう場合に「世の中は理不尽だとつくづく思う」「気の利かない自分ががつくづくと嫌になる」などのように用います。

それぞれ何かを強く感じることを表しますが、微妙に違った使い方ができるため、意識して使い分けると良さそうです。

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