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「至高」の意味と使い方・例文・「究極」「至上」との違いまとめ

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<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「至高」(読み方:「しこう」)という言葉は、「至高の芸」「至高の技」などの形でよく用いられています。

しかしながら、この言葉は具体的にどのようなことを表しているのか、また「究極」「至上」といった近い意味の語とはどのような違いがあるのか、中には疑問が浮かぶこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「至高」の意味と使い方、また「究極」「至上」との違いを説明していきます。

 

「至高」の意味と使い方・例文・「究極」「至上」との違い

それでは、以下に「至高」の意味と使い方、また「究極」「至上」との違いを説明します。

 

意味

まず、「至高」には以下のような意味があります。

この上なくたかく、すぐれていること。最高。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「至高」

つまり、「ある物事が他と比べてそれ以上になく優れていること」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「至高」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「この道40年になるベテラン庭師の技は至高の境地に達している」
  • 「さすがに職人による至高の技でつくられたオーダーメイドの靴は履き心地が違う」
  • 「古来継承されてきた伝統芸能はまさに至高の芸術文化だ」
  • 「和食一筋で修行を積んだ一流の料理人による至高の料理に舌鼓を打つ」

 

「究極」「至上」との違い

では次に、「至高」と近い意味のある「究極」「至上」との違いについて見ていきます。

まず、これらの語には以下の意味があります。

物事をつきつめて、きわまること。また、そうして最後に到達する所。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「究極(窮極)」

この上ないこと。最高。最上。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「至上」

そして、これらの語と「至高」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「究極」:「数十年構想を温めてきたこの作品を世に出すことは究極の夢の実現に他ならない」(数十年構想を温めてきたこの作品を世に出すことは、つきつめて到達した最終的な夢の実現に他ならない)
  • 「至上」:「この賞を受賞できたことはまさに至上の喜びです」(この賞を受賞できたことはまさにこの上ない喜びです)
  • 「至高」:「パリのサロン・ド・テで食べたケーキはパティシエの職人技による至高の一品だった」(パリのサロン・ド・テで食べたケーキはパティシエの職人技による他のどれにも勝る上質な一品だった)

つまり、「究極」は「ある事柄をつきつめて限界まで達すること」、「至上」は「それ以上はないこと」、「至高」は「あることがそれ以上になく優れていること」を表すというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「至高」の意味と使い方、「究極」「至上」との違いについてまとめました。

この言葉は「この上なく優れていること」を表し、他の何にも勝る優れたものについていう場合に「至高の技」「至高の芸」といった形で用いられています。

また近い意味の語に「究極」「至上」といったものがありますが、これらは「物事を限界のところまで突き詰めること、最終的に行き着くところ」「この上ないこと」をいい、「究極の選択」(最終的な選択)「至上の喜び」(これ以上ない喜び)「至上の命題」(何にも増して優先される、絶対的な命題)などの形で用います。

これらの語は、最高に優れているものや、それ以上にない絶対的な物事などについて表す場合に用いることができるため、場面に応じて適度に使い分けることができます。

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