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「杓子定規」の意味と使い方・例文・対義語・類義語まとめ

投稿日:2017年10月2日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「杓子定規」(読み方:「しゃくしじょうぎ」)という言葉は、「杓子定規な人」「杓子定規な考え」などの形でよく用いられます。

この言葉は一見しただけでは意味が分かりにくいところがあるかもしれませんが、どのような語源がありどのようなことを表しているのか、ここでは「杓子定規」の語源となること、意味と使い方、また対義語・類義語にあたる言葉について説明していきます。

 

「杓子定規」の意味と使い方・例文・対義語・類義語

それでは、以下に「杓子定規」の語源や意味と使い方、また対義語・類義語について説明します。

 

意味・語源

まず、「杓子定規」には以下のような意味があります。

  1. 正しくない定規で測ること、誤った基準で物事を測ろうとすること
  2. 決まった考えや形式にこだわって応用や融通が利かないこと

一般的には上記2の意味で用いられており、一つのことにこだわって融通が利かないこと、つまりその場に応じて何かを判断したり対応したりせず、例外を認めないような態度を表します。

また、この言葉はもともと「柄の曲がった杓子を定規として使うこと」(柄が直線ではなく曲がっているため正しく測ることが出来ない、つまり正しくない定規でものを測る)ということからきたもので、そこから転じて2の意味で使われるようになったといわれています。

 

使い方・例文

次に、「杓子定規」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「役所というところは杓子定規な対応を基本としているものだ」
  • 「彼は杓子定規な考え方で柔軟性にも欠けるが、他人に流されることがなく意思が強いという点では評価できる」
  • 「その学校の規則は杓子定規で有名だ」
  • 「このルールでは杓子定規に過ぎる。もっと細分化してケースバイケースに対応できるようにしたほうが良いのではないか」

 

対義語・類義語

では、ここからは「杓子定規」の対義語・類義語について見ていきます。

対義語

まず、「杓子定規」の対義語にあたるのは「臨機応変」になります。

一つの基準で物事を決めて融通が利かないことを表す「杓子定規」に対して、「臨機応変」は「その場に応じて適切に処置を施すこと」を表す語となっています。

【参考記事】
「臨機応変」の意味と使い方・例文・「柔軟性」との違いまとめ

 

類義語

類義語にあたる言葉には「四角四面」(しかくしめん)があります。

「四角四面」は「真面目で堅苦しいこと」を表し、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「四角四面な採用面接ではなく雑談を交えてリラックスした雰囲気での中で行う」
  • 「上司は四角四面な人で打ち解けるのが難しい」

 

まとめ

以上、「杓子定規」の語源や意味と使い方、対義語・類義語についてまとめました。

この言葉は柄の曲がった杓子を定規にしたことから「一つの基準で物事を決めて融通が利かないこと」を表す語となっています。逆の意味を表す「臨機応変」と併せて覚えておくと分かりやすくて良いかもしれません。

また類義語としては「四角四面」があります。「杓子定規」とニュアンスは若干異なりますが、真面目で厳格、窮屈という場合には「四角四面」、融通が利かない、頑固といったことを強調したい場合には「杓子定規」といったように使い分けると良さそうです。

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