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「せわしい」の意味と使い方・例文・「せわしない」「忙しい」との違いまとめ

投稿日:2018年12月9日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です>

「せわしい」(漢字:「忙しい」)という言葉は、「何かとせわしい毎日」「せわしい日々」などの形でよく使われています。

することが多く落ち着かない時期の挨拶文などによく使う言葉ですが、具体的にはどのようなことを表すのか、また近い意味のある「せわしない」「忙しい」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは、「せわしい」の意味と使い方、「せわしない」「忙しい」との違いを説明します。

 

「せわしい」の意味と使い方・例文・「せわしない」「忙しい」との違い

それでは、以下に「せわしい」の意味と使い方、また「せわしない」との違いを説明します。

 

意味

まず、「せわしい」には以下のような意味があります。

  1. 事が多くて暇がない。いそがしい。
  2. 動きが急である。ゆったりしていない。はげしい。
  3. 落ち着かない。せかせかしている。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「忙しい」

上記の中でも主に3の意味で使われており、「慌ただしく気持ちが落ち着かない」ことをいう語となっています。

 

使い方・例文

次に、「せわしい」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「いよいよ年の瀬も押し迫ってまいりました。何かとせわしい毎日ではございますが、皆様にはお変わりありませんでしょうか」
  • 「年の瀬も押し詰まり、皆様にはせわしい毎日をお過ごしのことと存じます」
  • 「年の瀬を迎え何かとせわしい日々ではございますが、どうぞお体には気を付けて良いお年をお迎えください」
  • 「今年も残すところ半月となりました。何かとせわしい今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか」

ポイント

「せわしい」は、上記のように主に慌ただしく気持ち的に落ち着かないことをいう場合に「何かとせわしい~」「せわしい~」といった形で使うことができます。

 

「せわしない」「忙しい」との違い

次に、似た意味のある「せわしい」「忙しい」という語との違いについて見ていきます。

まず、これらの語には以下の意味があります。

せわしい。

▼「ない」は意味を強める接尾語。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「忙しない」

用事が多くて他のことにかまっていられない。多忙だ。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「忙しい」①

そして、これらの語と「せわしい」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「せわしない」:「親戚一同が集まる宴会の準備で彼女はせわしなく働いていた」
    (≒「親戚一同が集まる宴会の準備でしなければいけないことがたくさんあり、彼女は休む暇もなく働いていた」)
  • 「忙しい」:「その日は仕事以外にも用事が立て込んでひどく忙しい一日だった」
    (≒「その日は仕事以外にいくつもの用事に追われて暇がない一日だった」)
  • 「せわしい」:「年の瀬も押し迫り、何かと心せわしい時期となりました」
    (≒「年の瀬も押し迫り、何かと慌ただしく落ち着かない時期となりました」)

ポイント

つまり、

「せわしない」は「非常にせわしいこと」、

「忙しい」は「用事に追われること、暇がないこと」、

「せわしい」は「時間に追われゆとりがなく落ち着かないこと」

を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「せわしい」の意味と使い方、「せわしない」との違いについてまとめました。

この言葉にはいくつかの意味がありますが、主に「慌ただしく気持ちが落ち着かない」ことをいい、年末年始などの忙しい時期についていう場合に「何かとせわしい~」「せわしい~」といった形で使われています。

また「せわしない」「忙しい」にも近い意味がありますが、「せわしない」は「せわしい」の意味を強調したもので、することがたくさんあって暇がないことをいう場合などに「せわしなく~する」といった形で使います。

そして、「忙しい」は「用事に追われること」をいい、用事が立て込んで暇がない状態をいう場合などに「忙しい一日」「~で忙しい」などのように使うことができます。

これらの語は、それぞれ忙しい、慌ただしい状況についていう時に使うことができますが、それぞれニュアンスが異なるので、適度に使い分けることが可能です。

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