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「羨望」の意味と使い方・例文・「憧れ」との違いまとめ

投稿日:2017年9月10日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「羨望」(読み方:「せんぼう」)という言葉は、主に「羨望の眼差し」「羨望の的」などの形で用いられています。

お金持ちや成功者など自分よりも勝るものがある人や恵まれている人などに向けて使う言葉ですが、近い意味のある「憧れ」という言葉と比べるとどのような違いがあるのか、ここではこの言葉の基本的な意味と使い方と併せて、「憧れ」との違いを説明していきます。

 

「羨望」の意味と使い方・例文・「憧れ」との違い

それでは、以下に「羨望」の意味と使い方、また「憧れ」との違いを説明します。

 

意味

まず、「羨望」には「羨ましく思うこと」という意味があり、「自分よりも優れている他人の様子や境遇などを見て自分もそのようになりたいと思うこと」を表します。

 

使い方・例文

では次に、この言葉の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「高級住宅街に住んでいるお金持ちに羨望の目を向ける」
  • 「友人の作品がフォトコンテストに入選したと聞き羨望に堪えない」
  • 「普段はそうでもないが、金持ちの優雅な生活ぶりを目の当たりにすると羨望の気持ちで一杯になる」
  • 「数年ぶりに再会した旧友に、起業した事業が成功して今では年収数千万を稼いでいると話したら、途端に羨望の的となってしまった」

 

「憧れ」との違い

ここからは、似た意味を表す「憧れ」という語との違いについて見ていきます。

まず「憧れ」は「憧れること」を意味し、「理想とする物事や人に強く惹かれる、自分もそうなりたい、そうしたいと思うこと」を表します。

そして、この語と「羨望」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「憧れ」:「概して田舎育ちの若者は都会での生活に憧れを抱くものだ」(田舎育ちの若者は都会での生活を理想に思い心惹かれるものだ)
  • 「羨望」:「実業家と結婚して皆の羨望の的となる」(実業家と結婚して周囲から羨ましがられる、自分もそうなりたいという感情を向けられる)

つまり、「憧れ」は「自分にとって理想とするものに心を奪われたり、自分もそれをしたい、もしくはそうなりたいと思うこと」を表し、「羨望」は「(その人にとっての理想の人や物事ということではなく)単に他人の境遇などが自分よりも恵まれていたり勝っているのを見て、自分もそうなりたいと思うこと」を表す、というニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「羨望」の意味と使い方、「憧れ」との違いについてまとめました。

この言葉は「自分よりも優れている人などを見て自分もそうなりたいと思うこと」、「憧れ」は「自分が理想としている対象に心を奪われたり、自分もそうなりたいなどと思うこと」を表します。

これらの語には、どちらも「自分もそうなりたい」という思いが含まれますが、「単に自分よりも恵まれている境遇にある人」などに対してそう思うか、「自分の理想としている人」などに対して心惹かれている状態かという分かりやすい違いがあるため、状況に応じてうまく両者を使い分けて用いることができます。

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