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「散見」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

投稿日:2017年11月16日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「散見」(読み方:「さんけん」)という言葉は、「~に散見する」「~が散見される」といった形でよく用いられています。

さまざまな場面で使用される語ではありますが、誤用されることが多く、実際のところどのような使い方をすることができるのか、また他の意味で言い換えるにはどのような言い方をすることができるのか、中には疑問が生じることがあるかもしれません。

そこで、ここでは「散見」の意味と使い方、また類義語にあたる言葉について説明していきます。

 

「散見」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「散見」の意味と使い方、また類義語について説明します。

 

意味

まず、「散見」には「あちらこちらで目に映ること」といった意味があり、「いろいろなところである物事が目に留まること」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「散見」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「商店街にはすでに閉店した店が散見している」
  • 「アンケートの結果は好意的な意見が大半を占めていたが、批判する声も散見した」
  • 「このチェーン店は市内のあちこちに散見する」
  • 「こうした傾向は比較的若い世代に多く散見している」
「散見」は自動詞として用いられる語で、もともと「(~が)~に散見する」という使い方が正しいものとなっています。ただし、現在では「~が散見される」という使い方が一般的になっており、辞書にもその使い方が記載されていることがあります。後者の使い方が定着してきているため、日常的な使い方をする場合には「~が散見される」、より正確な表現をしたい場合などには「~に散見する」というように使い分けても良いかもしれません。

 

 

類義語

では次に、「散見」の類義語について見ていきます。

この言葉と近い意味がある語には、たとえば以下のようなものが挙げられます。

 

往々(おうおう)

「往々」には「ある物事がたびたびある様子」を表し、以下のように用いることができます。

  • 「しっかりとした計画なしに思いつきだけで行動すると、往々にしてうまくいかないものだ」
  • 「美人で仕事ができる女性が婚期を逃すという例は往々にしてある」
もし、「散見」を「往々」という言葉に置き換えて言い表したい場合には、たとえば上述した例文でいうと「近頃は大型店の影響で商店街の加盟店が閉店するという例が往々にしてある」といったように言い換えることができます。

 

 

ちらほら

「ちらほら」は「何かがいろいろなところにわずかにある様子」を表し、以下のように用いることができます。

  • 「その居酒屋に入ると、団体客の中に混じって、カウンター席で一人で飲んでいる人もちらほら見えた」
  • 「彼は会社を辞めた後、企業に就職せずに独立したらしいという噂がちらほらと聞こえてきた」

 

まとめ

以上、「散見」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は「何かがあちこちで見えること」を表し、いろいろなところであることが目に留まることについて述べる場合に用いることができます。

一般的には「~が散見される」という使い方をされることが多くありますが、本来は自動詞として用いられ「(ある場所や範囲などに何かが)散見する」という使い方となるため、覚えておくと良いかもしれません。

また類義語には「往々」「ちらほら」といった語がありますが、「往々」は何かがたびたび起こる様子、「ちらほら」は何かがまばらにある様子(つまり、ある場所に間があいて何かがわずかにある様子や間を置いて何かが起こる様子)を表します。

これらの語は微妙にニュアンスが異なりますが、場合によってはそれぞれ置き換えて使うこともできるので、状況に応じてうまく使い分けると良さそうです。

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