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「才覚」の意味と使い方・例文・「才能」との違いまとめ

投稿日:2018年11月21日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「才覚」(読み方:「さいかく」)という言葉は、「才覚がある」「才覚を発揮する」などの形でよく用いられています。

機転や機知のある優れた人物についていう場合などに使う言葉ですが、具体的にはどのような使い方をするのか、また近い意味のある「才能」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは、「才覚」の意味と使い方、「才能」との違いを説明していきます。

 

「才覚」の意味と使い方・例文・「才能」との違い

それでは、以下に「才覚」の意味と使い方、また「才能」との違いを説明します。

 

意味

まず、「才覚」には以下のような意味があります。

  1. すばやく知恵を働かせる能力。機転。
  2. 知恵を働かせて手際よく物事を処理すること。
  3. 工夫して金品などを手に入れること。工面(くめん)。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「才覚」

つまり、「機知や機転」「知恵を働かせてうまく物事を処理すること」「工面すること」を表す語で、一般的には1・2の意味で使われています。

 

使い方・例文

次に、「才覚」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「彼は家業の後を継いでから、その才覚を発揮して家業を企業並みの事業へと大きく成長させた」
  • 「彼は会社員を辞めて起業すると、才覚を働かせてめきめきと事業を大きくしていった」
  • 「絵の技術だけでなくビジネスの才覚を持ち合わせている彼は、絵を描くかたわらで営業活動を行い画家としての認知度を高めている」
  • 「二代目社長は能力がないというが、彼は判断力や実行力があり従業員とのコミュニケーションも取れている。これは経営の才覚があることの証だろう」

ポイント

「才覚」は、上記のようにその状況に応じて素早く知恵を働かせる能力がある人についていう場合に「才覚がある」「才覚を発揮する」などの形で使うことが可能です。

 

「才能」との違い

次に、似た意味のある「才能」という語との違いについて見ていきます。

まず、「才能」には以下の意味があります。

才知と能力。ある個人の一定の素質、または訓練によって得られた能力。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「才能」

そして、これらの語と「才覚」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「才能」:「彼は絵の才能はあるが、それをビジネスや収入につなげていくことは難しいようだ」(≒「彼は生まれつきの絵を描くための優れた能力を持っているが、それをビジネスや収入につなげていくことは難しいようだ」)
  • 「才覚」:「彼は一代でゼロから大企業を築き上げた才覚のある人物だ」(≒「彼は一代でゼロから大企業を築き上げたという優れた機知や機転を備えた人物だ」)

ポイント

つまり、

「才能」は「生まれつき持っている能力や、練習することで身に付いた能力」、

「才覚」は「機知や機転」(その状況に応じて素早く知恵を働かせる能力)

を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「才覚」の意味と使い方、「才能」との違いについてまとめました。

この言葉は主に「機知や機転」のことをいい、状況に応じて素早く知恵を働かせる能力のある人についていう場合に「才覚のある」「才覚を発揮する」などの形で使われています。

また「才能」も近い意味がありますが、この場合には「生まれつきの能力や練習することで備わった能力」をいい、「絵の才能」「音楽の才能」などの形で使います。

これらの語は、どちらも優れた能力がある人のことをいう時に使いますが、異なる場面で使うことができるので、適度に使い分けることが可能です。

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