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「類推」の意味と使い方・例文・「推測」との違いまとめ

投稿日:2018年9月13日 更新日:

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「類推」(読み方:「るいすい」)という言葉は、ある事柄をもとに何かを推測する時に「~から類推して」「~と類推する」などの形でよく用いられています。

とはいえ具体的にはどのような使い方をすることができるのか、また「推測」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「類推」の意味と使い方、「推測」との違いを説明していきます。

 

「類推」の意味と使い方・例文・「推測」との違い

それでは、以下に「類推」の意味と使い方、また「推測」との違いを説明します。

 

意味

まず、「類推」には以下のような意味があります。

類似の点をもとにして他の物事を推し量ること。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「類推」①

つまり、「物事の似ている点をもとにして他の物事の状況などがどんなものであるかを推測すること」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「類推」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「その店では毎年この時期にセールを開催しているので、過去の傾向から今年もそろそろセールが始まると類推できる」
  • 「夏にはダイエット関連商品の売上が増加する傾向にあることから類推して、今年も同ジャンルの商品は売上増が期待できるだろう」
  • 「彼は虚栄心が強いから、自分を良く見せようとした小さな嘘をつくことが多い。そこから類推すると、その話も体のいい作り話だと考えられる」
  • 「住宅街に位置する飲食店はキッズメニューやキッズスペースが充実しているところが人気のようだ。住宅地に開業する店舗にはキッズメニューやキッズスペースを充実させることである程度の集客が見込めると類推される」

 

「推測」との違い

次に、似た意味のある「推測」という語との違いについて見ていきます。

まず、「推測」には以下の意味があります。

ある事柄に基づいておしはかること。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「推測」①

そして、これらの語と「類推」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「推測」:「閉め切った室内で倒れていたという状況から、死因は熱中症によるものと推測される」(≒「閉め切った室内で倒れていたという状況から考えて、死因は熱中症によるものと思われる」)
  • 「類推」:「A店ではワンコインのランチメニューが人気を集め客足が3倍に伸びたという。類推すると、B店でもワンコインメニューの提供を始めることで客足を増やすことができるといえるだろう」(≒「A店ではワンコインのランチメニューが人気を集め客足が3倍に伸びたという。ワンコインという共通点をもとに推測して、B店でもこのメニューの提供を始めることで客足を増やすことができるといえるだろう」)

つまり、「推測」は「ある事柄を基にして、その時点では分かっていない物事の状況や起こったことの原因などを判断すること」、「類推」は「物事の似ている点、似通った物事を基にして、他の物事について判断すること」を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「類推」の意味と使い方、「推測」との違いについてまとめました。

この言葉は「物事の似ている点をもとにして他の物事を推し量ること」をいい、物事同士の似ている点や似た物事を基準にして、他の物事のことをこうではないかと考えることについていう場合に「類推すると~だ」「~と類推される」といった形で用いられています。

また「推測」も近い意味がありますが、この場合には一つの事柄に基づいてある物事の状況や原因などをこうではないかと予想することをいい、「~から~と推測する」などの形で用いることができます。

それぞれ似た意味でも違った使い方をするため、適度に使い分けると良さそうです。

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