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「不躾」とは?意味とビジネスにおける主な使い方・類似表現まとめ

投稿日:2017年4月10日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「不躾」(読み方:「ぶしつけ」)という言葉は、ビジネスの場面において相手に何かを依頼する、もしくは何かに対応してもらったお礼を述べるといった場面で用いることができます。

あまり多用する表現ではありませんが、たとえば相手に急な依頼をする必要があるなど、ともすると失礼な言動と受け取られかねないケースにおいては、この言葉を用いた表現をクッション言葉(前置きの言葉)として活用することで、悪印象を避けて用件をスムーズに伝えることにつながります。

そこで、ここでは「不躾」の意味と主にビジネスの場面での使い方、また類似表現について説明していきます。

 

「不躾」の意味とビジネスにおける使い方・類義表現

それでは、以下に「不躾」の意味と使い方、また類似表現について説明します。

 

意味

まず、「不躾」には以下の意味があります。

礼儀作法をわきまえていないこと。不作法。無礼。

出典:明鏡国語辞典

つまり、「相手に対して敬意を払う作法を理解していないことや礼儀知らず」といったことを表す語になっています。

 

使い方

次に、「不躾」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「不躾なお願いとは存じますが、その本をお貸しいただけないでしょうか?」
  • 「不躾とは承知していますが、これから訪問させていただいてもよろしいでしょうか?」
  • 「不躾ながら、お名前を教えていただけますか?」
  • 「不躾ですが、月給はどのくらいですか?」
  • 「不躾な質問で恐縮ですが、ご結婚されていらっしゃるのですか?」

たとえば上記のような礼儀を欠いた質問や急な依頼をする場面において、「不躾」を前置きの言葉として用いると、「礼儀を欠いていることは重々承知していますが、その上で~をお願いします(お尋ねします)」というニュアンスが加わります。

そうすると、急な依頼をする場合でも用件の重要度がより伝わりやすくなり、スムーズなやり取りにつながります。

また、以下のようにお礼や謝罪の文章に用いて、相手に対しての失礼な行為を詫びる、もしくは感謝の意を表すこともできます。

  • 「先日は、こちらの不躾なお願いにもかかわらず迅速なご対応をしていただき、誠にありがとうございました」
  • 「このたびは不躾なお願いをいたしまして誠に申し訳ありません」

 

類義語・類似表現

では次に、「不躾」と近い意味のある他の表現について見ていきます。

まず「不躾」の類義語としては、同じように「礼儀にはずれること」などの意味がある「無礼」「非礼」「無作法」「失礼」といった言葉があります。

これらの言葉についても、ビジネスなどの場面において、お詫びの挨拶やクッション言葉とし以下のように用いることができます。

  • 「突然お手紙を差し上げますご無礼の段、平にご容赦ください」
  • 「先日は大変ご無礼をいたしました」
  • 「本来であれば直接ご挨拶申し上げるところではございますが、失礼ながらまずは書面にてご連絡申し上げます」
  • 「まずは非礼を謹んでお詫び申し上げます」

 

まとめ

以上、「不躾」の意味と使い方、類似表現について説明しました。

ビジネスにおいて突然相手に何かを依頼する場合には、相手への伝え方で印象の良し悪しが違ってきますが、この言葉を使った表現を前置きの言葉として用いると「失礼なことを承知でお頼みします」というニュアンスを伝えることができます。

それによって用件の緊急度や重要度を認識してもらいやすくなるため、場面に応じてうまく活用していくと良いと思います。

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