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「おざなり」の意味と使い方・「なおざり」との違いまとめ

投稿日:2017年6月4日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「おざなり」という言葉は、「おざなりの~」「おざなりに~する」などの形でよく用いられています。

この言葉は日常において頻用する語ではありませんが、具体的にどのようなことを表すのか、また混同されやすい「なおざり」という語とどのような違いがあるのか疑問に思うこともあるかもしれません。

そこで、ここでは「おざなり」の意味と使い方、また「なおざり」との違いについて説明します。

 

「おざなり」の意味と使い方・「なおざり」との違い

それでは、以下に「おざなり」の意味と使い方、また「なおざり」との違いを説明します。

 

意味

まず、「おざなり」(お座なり)には、「いい加減に物事をすること、その場のがれで誠意のないさま」という意味があります。

「その場に合わせた対応」「間に合わせのことをする」といったニュアンスがあり、投げやりで不十分に物事を行うことを表します。

ちなみに、「おざなり」と類似した意味を表す他の言葉には、「場当たり」(準備もなくその場の思いつきで事を行うこと)、「その場限り」(その場だけで後に関係がないこと)といったものがあります。

 

使い方・例文

次に、「おざなり」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「おざなりの計画でその場を取り繕う」
  • 「融資の相談に行ったが、職員はおざなりなことを言うばかりで話にならなかった」
  • 「単なるバイトだからとおざなりに報告をして済ます」
  • 「たとえ窮状を訴えても役所はおざなりのことしかしない」
  • 「彼はおざなりな態度を示さずに最後まで話を聞こうとした」
  • 「彼の遅刻の理由が体調不良というのは決しておざなりな言い訳ではなかった」
  • 「彼のおざなりの謝罪に返って気分を害する」

 

「なおざり」との違い

ここからは、「なおざり」との違いについて見ていきます。

まず、「なおざり」には「あまり注意を払わないさま、いい加減にするさま、おろそか」という意味があります。

そして、この言葉と「おざなり」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「なおざり」:「勉強をなおざりにしてアルバイトに精を出す」(ろくに勉強をせずにアルバイトに励む)
  • 「おざなり」:「勉強をおざなりにしてアルバイトに精を出す」(アルバイトに勤しんでいい加減に勉強をする)

つまり、どちらも「いい加減」という意味を含みますが、「おざなり」はその場のがれ的に物事を行うことに対して、「なおざり」は物事を軽くみて放っておくというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「おざなり」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は「いい加減」「その場しのぎ」に物事を行うことを表し、あまりいい意味で用いられません。

また、混合しやすい「なおざり」という言葉は「物事をおろそかにする、軽視して相手にしない」ことを表します。似たような意味ではありますが、両者には明確なニュアンスの違いがあるため、それぞれ区別して使い分けることができます。

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