言葉の使い方を中心にブログ運営・フリーランスに関することなど、ライティングの仕事に関わる情報を広く紹介するブログです。

Kotoログ

言葉・単語の意味

「横着」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

投稿日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「横着」(読み方:「おうちゃく」)という言葉は、「横着する」「横着を決め込む」などの形でよく用いられています。

何かの手抜きをすることについていう場合に使われていますが、具体的にはどのようなことを表す言葉なのか、また他に近い意味のある語にはどのようなものがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「横着」の意味と使い方、また類義語にあたる語について説明していきます。

 

「横着」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「横着」の意味と使い方、また類義語との違いを説明します。

 

意味

まず、「横着」には以下のような意味があります。

  1. 押しが強く遠慮のないこと。ずうずうしいこと。
  2. ずるくなまけること。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「横着」

つまり、「気遣いがなく、人に迷惑を掛けながら平気なこと」「分かっていながらしなければいけないことをしないで済まそうとすること」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「横着」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「家事分担を嫌がる横着者の彼は、休日になると、忙しく立ち働く妻を余所にして寝そべってテレビばかり見ていた」
  • 「彼は面倒なことがあると何食わぬ顔で人に押し付けてくる横着なやつだ」
  • 「彼は訪問販売のバイトを始めたが、真面目に仕事をする気にならず、横着を決め込んでさぼっているようだ」
  • 「必要な注意事項の説明を怠るなど、彼の勤務態度には近ごろ横着なところが目立つ」

 

類義語

次に、「横着」の類義語について見ていきます。

この言葉と似た意味のある語には、以下のようなものが挙げられます。

 

ふてぶてしい

まず、「ふてぶてしい」には以下の意味があります。

開き直ってずうずうしいさま。きわめて図太い。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「ふてぶてしい」

つまり、「大胆で物怖じせず厚かましい様子」をいい、以下のように用いることができます。

  • 「遅刻が多いことを指摘すると、彼はふてぶてしくも電車遅延が多いためで自分のせいではない食って掛かった」
  • 「店で持参したお菓子を食べている客に持ち込みは禁止だと注意すると、飲み物を注文したんだからいいだろうと彼女たちはふてぶてしく居直った」

 

怠惰(たいだ)

次に、「怠惰」には以下の意味があります。

すべきことをなまけて、だらしないこと。怠慢。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「怠惰」

つまり、「しなければいけないことをせずにだらしがないこと」をいい、以下のように用います。

  • 「彼はリストラに遭い会社を辞めてから、仕事を探すでもなく怠惰な生活を送っていた」
  • 「やりたいことがあってもなかなか腰を上げず、ただ怠惰に流されているというのはよくあることだ」

 

まとめ

以上、「横着」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は、「ずるく怠けること」「遠慮がなく図々しいこと」を表し、主に何かしなければいけないことがあるにもかかわらず、それをわざとしないで済まそうとするずるい態度や人について言う場合に、「横着を決め込む」「横着者」といった形で用いられます。

また、近い意味の語には「ふてぶてしい」「怠惰」といったものがあり、これらは「開き直って図々しい様子」「すべきことをせずにだらしがないこと」をいいます。

つまり、前者は「人目を気にすることなく恐れを知らない」といったニュアンスがあり横着さの程度がさらにひどい様子、後者は「だらしがない、怠ける」といった「横着」のように「しなければいけないと知っていてしないで済ます」というずるい意味合いは含まれないものとなります。

それぞれ同じような意味があるとはいえ、違った場面で用いることができるので、適度に使い分けると良さそうです。

-言葉・単語の意味

Copyright© Kotoログ , 2019 All Rights Reserved.