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「各々」の意味と使い方・例文・「個々」「各自」との違いまとめ

投稿日:2017年12月28日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です>

「各々」(読み方:「おのおの」)という言葉は、「各々で」などの形でよく用いられています。

ビジネスの場面などにおいてよく使われる語ですが、たとえば「個々」「各自」といった近い意味のある語とは具体的にどのような違いがあるのか、中には疑問が浮かぶことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「各々」の意味と使い方、また「個々」「各自」と比較してそれぞれの違いを説明していきます。

 

「各々」の意味と使い方・例文・「個々」「各自」との違い

それでは、以下に「各々」の意味と使い方、また「個々」「各自」との違いを説明します。

 

意味

まず、「各々」には以下のような意味があります。

それぞれ。銘々。各自。

出典:明鏡国語辞典「各・各各」

つまり、「複数いる人の一人一人(もしくは複数の物の一つ一つ)、各人」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「各々」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「受賞した作品は各々素晴らしい出来栄えのものだった」
  • 「その問題については、各々が案を出し合って改善策を考えるように」
  • 「参加者が各々席につくと、定刻よりも前であるが早速会議が開始された」
  • 「セミナーで使用するパソコンは各々用意する必要がある」

 

「個々」「各自」との違い

次に、似た意味のある「個々」「各自」という語との違いについて見ていきます。

まず、これらの語には以下の意味があります。

一つ一つ。ひとりひとり。おのおの。

出典:明鏡国語辞典「個々」

一人一人。めいめい。おのおの。

出典:明鏡国語辞典「各自」

そして、これらの語と「各々」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「個々」:「働きやすい職場環境の実現に向けて、個々の意見を聞くことにした」(働きやすい環境の実現に向けて、一人一人(固有)の意見を聞くことにした)
  • 「各自」:「現地までの交通費は参加者が各自負担してください」(現地までの自分の交通費は参加者一人一人が別々に負担してください)
  • 「各々」:「当日の昼食は各々が持参することになっている」(当日の昼食はそれぞれが持参することになっている)

つまり、「個々」は「(互いに違いがある多くの人の)一人一人」、「各自」は「ある集団においてそれを構成する一人一人」、「各々」は「(それぞれを同等に見て)複数のうちの一人一人」を表すというニュアンスの違いがあります。

 

まとめ

以上、「各々」の意味と使い方、「個々」「各自」との違いについてまとめました。

この言葉は「複数のいる人の一人一人、また複数の物の一つ一つ」を表し、主に多くの人を(それぞれ同等にみなして)その一人一人についていう場合に用いられます。

また「個々」「各自」といった語も同じような意味になりますが、「個々」は多くの人のうちのそれぞれ相違した一人一人、「各自」はある集団における複数の人の一人一人のことをいい、ニュアンスが異なるため、意識して場面に応じて使い分けるようにすると良いかと思います。

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