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「憶測」の意味と使い方・例文・「推測」「予測」との違いまとめ

投稿日:2018年2月1日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「憶測」(読み方:「おくそく」)という言葉は、「憶測の域を出ない」「憶測でものをいう」などの形でよく用いられています。

さまざまな場面でよく使われている語ではありますが、近い意味のある「推測」「予測」といった語とは具体的にどのような違いがあるのか、中には疑問が浮かぶことがあるかもしれません。

そこで、ここでは「憶測」の意味と使い方、また「推測」「予測」と比較してそれぞれの違いを説明していきます。

 

「憶測」の意味と使い方・例文・「推測」「予測」との違い

それでは、以下に「憶測」の意味と使い方、また「推測」「予測」との違いを説明します。

 

意味

まず、「憶測」には以下のような意味があります。

根拠もなく、いいかげんに推測すること。当て推量。

出典:明鏡国語辞典「憶測」

つまり、「その根拠となるものもなく、深く考えずに想像や判断をすること」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「憶測」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「彼はすぐに憶測でものを言うため、彼の言っていることを鵜呑みにしないほうが良い」
  • 「その事件の背景についてさまざまな噂が飛び交っているが、いまだ憶測の域を出ていない」
  • 「大企業を退職して起業した彼の動向についてさまざまな憶測がなされている」
  • 「その雑誌には憶測をたくましくしたゴシップばかりが掲載されているため好んでは読まない」

 

「推測」「予測」との違い

では次に、「憶測」と似た意味のある「推測」「予測」という語との違いについて見ていきます。

まず、「推測」「予測」には以下の意味があります。

得られた情報・知識に基づいて、物事の性質・状態・なりゆきなどをおしはかること。また、そのようにして得たもの。

出典:明鏡国語辞典「推測」

将来どうなるかを得られた情報などに基づいておしはかること。また、そのようにして得たもの。

出典:明鏡国語辞典「予測」

そして、これらの語と「憶測」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「推測」:「見た目や話し方から彼は30代半ばだと推測する」(見た目や話し方から彼は30代半ばだと見当をつける)
  • 「予測」:「前年の売上比から今期の売上を予測する」(前年の売上比から今期の売上はこの程度になるだろうと見通しを立てる)
  • 「憶測」:「軽々しく憶測でものをいうことは、周囲に不要な誤解を与えるばかりでなく、自身の思考力低下を招くことにもなるため避けたほうが良い」(軽々しくいい加減な推測でものをいうことは、周囲に不要な誤解を与えるばかりでなく、自身の思考力低下を招くことにもなるため避けた方が良い)

つまり、「推測」は「その時点で得ている情報などを基にしてある物事の状態などに見当をつけること」、「予測」は「得られている具体的な情報などに基づいて先の見通しを立てること」、「憶測」は「いい加減な想像で何かを判断すること」を表すというニュアンスの違いがあります。

【参考記事】:「邪推」の意味と使い方・例文・「憶測」「猜疑」との違いまとめ

 

まとめ

以上、「憶測」の意味と使い方、「推測」「予測」についてまとめました。

この言葉は「根拠になるものもなく、無責任に何かを推し量ること」を表し、「憶測の域を出ない」(憶測の範囲を出ていない、つまり根拠のない推測に過ぎない)「憶測でものをいう」などの形で用いられています。

また「推測」「予測」という語も何かを推し量ることを表しますが、「推測」は何らかの得ている情報に基づいて(つまり根拠になるものがあって)物事の性質などを判断すること、「予測」はある具体的な情報に基づいて将来の見通しをつけることを表します。

それぞれ違った場面に用いることができるため、場面に応じて使い分けることができます。

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