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「お大事に」の意味と使い方・例文・類似表現まとめ

投稿日:2017年5月13日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「お大事に」は、一般的に用いられている「相手の健康への気遣いを表す語」で、相手を限定することなく、あらゆる場面で用いることができます。

特に使い方の難しい語ではありませんが、たとえば相手が目上の人である場合に表現のし方に迷うことや他の言い回しを使って表現したいと考えることもあるかもしれません。

そこで、ここでは「お大事に」の意味と使い方、また相手の体を気遣う他の表現にはどのようなものがあるかについて説明していきます。

 

「お大事に」の意味と使い方・例文・類似表現

それでは、以下に「お大事に」の意味と使い方、またこの言葉と類似した表現について説明します。

 

意味

まず「お大事に」は、「相手の人が大切にすること、用心すること」という意味があり、上述したように相手の健康を気遣う気持を表す場合に用いる表現となっています。

 

使い方・例文

次に、「お大事に」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「お風邪を召されたと伺いました。忙しい時期だからと焦らずどうぞお大事になさってください」
  • 「○○様が○○で療養中だと伺い驚いています。どうぞご無理をなさらずくれぐれもお大事になさってください」
  • 「微熱だからと高をくくらず、きちんと診察を受けてお大事にしてください」
  • 「夏風邪を引いたとのこと、長引かないように無理をせずどうぞお大事に」
なお、この言葉は、上記のように「お大事に」「お大事にしてください」という形で用いることができますが、もし目上の人が相手である場合には「お大事に」という言い方を避け、文末を省略せずに用います。また、「する」の尊敬語である「なさる」という語を使用して「お大事になさってください」という表現にするとより丁寧な言い方になります。

 

類似した表現

次に、相手の体調を気遣う「お大事に」と類似した意味を表す表現について見ていきます。

 

相手の体調を気遣う表現に用いることができる主な言葉

まず「お大事に」以外に相手の体調を気遣うことを伝える時に用いる語には、「自愛」「養生」「静養」「療養」「休養」といったものがあります。

上記の言葉は、それぞれ以下のような意味があります。

  • 「自愛」:「自分を大切にすること、自分の体に気を付けること」
  • 「養生」:「病気やけがの回復に努めること」
  • 「静養」:「病気や疲労の回復を図るために心身を静かに落ち着けて休ませること」
  • 「療養」:「病気を治すために治療し養生すること」
  • 「休養」:「気力や体力を回復するために、仕事などを休んで体を養うこと」

 

体調を気遣う表現

上記の言葉を用いて、たとえば以下のような表現をすることができます。

  • 「どうか無理をなさらず、くれぐれもご自愛ください」
  • 「くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます」
  • 「この機会にしっかり養生なさってください。一日も早いご快復をお祈り申し上げます」
  • 「くれぐれも無理をなさらず十分にご静養ください」
  • 「○○様にはぜひとも療養に専念していただき、またお元気な姿を拝見できることをお祈りしております」
  • 「このところお忙しくしておいでだったので日ごろのお疲れが出たのかもしれません。ゆっくりと休養され、一日も早く元気なお姿を拝見できることを願っております」
  • 「この機会にどうぞゆっくりと休養なさってください」

なお、これらの語は何れも相手を気遣う気持ちを表す場合に用いることができますが、それぞれ異なるニュアンスがあります。

たとえば「自愛」は「お大事に」と同じように「自分を大切に」ということを表しますが、「療養」は治療に専念する、「静養」「養生」は病気などの回復に努める、「休養」は体を休めることを表すといった部分で違いがあります。

そのため、その時々のケースに応じて、これらの語で「相手の回復を願う」または「身体を大切にすることを願う」「ゆっくりと休むことを促す」というように使い分けていくことができます。

 

まとめ

以上、「お大事に」の意味と使い方、また相手の身体を気遣う他の表現についてまとめました。

この言葉は、ビジネスで関わっている人や家族・知人などに対して彼らの健康を気遣う気持ちを表すことができます。

また状況によっては、「養生」などの語を使って病気の快復を願う気持ちなどを伝えることもできるので、その時々の状況に応じて適した表現を使い分けていくと良いかと思います。

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