言葉の使い方を中心にブログ運営・フリーランスに関することなど、ライティングの仕事に関わる情報を広く紹介するブログです。

Kotoログ

時候の挨拶・結びの言葉

10月に送る手紙の挨拶文・結びの言葉に使う言葉の意味と使い方

投稿日:2017年9月23日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

今回の記事では、10月に送る手紙の挨拶文や結びの言葉に使用する主な言葉を5つ(寒露・秋冷・霜降・夜長・錦秋)挙げて、それぞれの意味と使い方を説明します。

 

10月 手紙の挨拶文や結びの言葉に用いる言葉 意味と使い方

それでは、ここから手紙の挨拶などに使用される言葉を5つ挙げて意味や使い方(使用例)を紹介していきます。

 

寒露(かんろ)

「寒露」は二十四節気の一つで、「太陽の黄経が195度に達する時」をいい、暦の上では「10月8日頃」にあたります。

この言葉には「冷たい露」という意味があり、冷気で露が凍りそうになるころを表す語となっています。

「寒露」は、10月8日以降に送る手紙の挨拶文において、たとえば以下のように使用することができます。

  • 「寒露の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます」
  • 「寒露のみぎり、皆様お元気でお過ごしでしょうか」
  • 「寒露の候、秋も深まってまいりましたが、皆様には健勝にてお過ごしのことと存じます」
ちなみに2017年の寒露は「10月8日」です。また寒露を期間としてみる場合には、この日から次の節気となる「霜降(10月23日)」までの間(つまり10月22日まで)となります。

 

秋冷(しゅうれい)

「秋冷」は「秋の空気の冷ややかさ」を表します。

10月に送る手紙の挨拶文において、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「秋冷ようやく相加わる頃となりましたが、皆様お変わりありませんでしょうか」
  • 「秋冷のみぎり、澄み切った秋晴れが爽やかな季節となりましたが、皆様いかがお過ごしですか」
  • 「秋冷の折から、お体にはくれぐれもお気を付けください」

 

霜降(そうこう)

「霜降」は二十四節気の一つで「太陽の黄経が210度に達する時」をいい、暦の上では「10月23・24日頃」にあたります。

そして、この言葉は「霜が降り始める頃」を表し、10月23日以降に送る手紙の挨拶文において、以下のように使用することができます。

  • 「霜降の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます」
  • 「霜降の候、皆様にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます」
  • 「霜降のみぎり、朝夕の冷え込みが厳しくなってまいりましたが、皆様にはお変わりありませんでしょうか」
ちなみに2017年の霜降は「10月23日」です。また霜降を期間としてみる場合には、この日から次の節気となる「立冬(11月7日)」までの間(つまり11月6日まで)となります。

 

夜長(よなが)

「夜長」には「夜が長いこと」という意味があり、「秋になって夜が長く感じられること」を表す語となります。

この言葉は、10月に送る手紙の挨拶文において、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「夜長の候、皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます」
  • 「秋の夜長、いかがお過ごしでしょうか」
  • 「秋の夜長に響く虫の音が心地よい時期となりましたが、皆様いかがお過ごしですか」

 

錦秋(きんしゅう)

「錦秋」は「錦のように紅葉の美しい秋」を表し、10月に送る手紙の挨拶文や結びの言葉において以下のように使用することができます。

  • 「錦秋の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」
  • 「錦秋の時期を迎え、秋色まさにたけなわとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか」
  • 「錦秋のみぎり、街路樹も秋色に染まってまいりましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか」

 

まとめ

以上、10月に送る手紙の挨拶文などに使用する季語の意味や使い方を紹介しました。

10月はめっきりと涼しくなり、秋晴れの爽やかさが心地よい季節となりますが、秋が深まるごとに朝晩の冷え込みが厳しく感じられるようになります。

また山々や街路樹の紅葉が目に留まる、夜が長く感じられるなどの季節感を、秋の冷ややかさや冷え込みを表す「秋冷」「霜降」といった言葉や紅葉の美しさを表す「錦秋」などの語を使って、その時の気候や状況に応じてうまく表していくことができます。

-時候の挨拶・結びの言葉

Copyright© Kotoログ , 2019 All Rights Reserved.