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「臨む」の意味と使い方・例文・「挑む」との違いまとめ

投稿日:2018年11月24日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「臨む」(読み方:「のぞむ」)という言葉は、「~に臨む」などの形でよく使われています。

ある状況に直面することなどについていう時に使う言葉ですが、具体的にはどのような使い方をするのか、また近い意味のある「挑む」という語とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは、「臨む」の意味と使い方、「挑む」との違いを説明します。

 

「臨む」の意味と使い方・例文・「挑む」との違い

それでは、以下に「臨む」の意味と使い方、また「挑む」との違いを説明します。

 

意味

まず、「臨む」には以下のような意味があります。

  1. ある場所に向かい対する。面する。
  2. 公的な催しや集まりに出席・参加する。
  3. ある場面・事態などに直面する。
  4. 支配者・統治者などとして人々に対応する。対する。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「臨む」

つまり、「ある場所に向かい合う」「公的な行事などに出席する」「ある場面に直接向き合う、対応する」「統治者などとして人々に対応すること」を表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「臨む」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  1. 「そのホテルは湖に臨んで位置しており、どの部屋からも美しいレイクビューを眺めることができる」
  2. 「区長は大会の開会式に臨み祝辞を述べた」
  3. 「万端の準備をした彼は、自信を持って当日の試験に臨んだ
  4. 「その自治体では、路上での喫煙に罰金を設けるなど厳しい姿勢で臨んでいる

ポイント

「臨む」は、上記のように①ある場所に面して位置しているもの、②公的な催しに参加すること、③ある場面に直面すること、④統治者として人々に対応することについていう場合に、「~に臨む」という形で使うことができます。

 

「挑む」との違い

次に、似た意味のある「挑む」との違いについて見ていきます。

まず、「挑む」には以下の意味があります。

乗りこえるべき対象として、それに立ち向かう。挑戦する。チャレンジする。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「挑む」

そして、この語と「臨む」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「挑む」:「建築家を志し難関といわれる一級建築士の試験に挑むことを決めた」
    (≒「建築家を志している彼は、難関といわれる一級建築士の試験に挑戦することを決めた」)
  • 「臨む」:「その日のために十分な準備をしてきた彼も、当日は緊張した面持ちで試験に臨んだ
    (≒「その日のために十分な準備をしてきた彼も、当日は緊張した面持ちで試験を受けた」)

ポイント

つまり、

「挑む」は「ある物事に挑戦する、困難な物事に立ち向かうこと」、

「臨む」は「ある場面に直面すること」

を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「臨む」の意味と使い方、「挑む」との違いについてまとめました。

この言葉はいくつかの意味がありますが、主に「ある場面に直面する」「ある場所に面する」ことをいい、ある状況に直面したり遭遇したりしたことやある場所に向かい合って位置しているものについていう場合に「~を臨む」という形で使われています。

また「挑む」も近い使い方をしますが、この場合には「困難に立ち向かう、挑戦する」ことをいい、難しいことに立ち向かうことについていう場合などに「~に挑む」という形で使うことができます。

これらの語は同じような使い方をしますが、それぞれ異なるニュアンスがあるので適度な場面で使い分けることが可能です。

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