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「能動的」の意味と使い方・例文・「主体的」「積極的」「自発的」との違い

投稿日:2017年7月30日 更新日:

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「能動的」という言葉は、「能動的に行動する」「能動的な人材」などの形でよく用いられ、たとえば就職・転職活動の自己PRにおいてリーダーシップや優秀な人材の要素として挙げられるといった使い方がされることが多くあります。

とはいえ、具体的に「能動的」とはどのようなことを表すのか、ここではこの言葉の基本的な意味と使い方の説明と併せて、近い意味としてイメージされる「主体的」「積極的」「自発的」といった語と比較しながら、これらの語とのニュアンスの違いを説明していきます。

 

「能動的」の意味と使い方・例文・「主体的」「積極的」「自発的」との違い

それでは、以下に「能動的」の意味と使い方、また「主体的」「積極的」「自発的」との違いを説明します。

 

意味

まず、「能動」には「他からの働きかけを待たずに自ら活動すること、自ら他に働きかけること」という意味があります。

そこから、「能動的」は「自分から他に働きかけるさま」を表す語となります。

ちなみに、「能動的」の反対語は「受動的」になります。「受動的」は「他からの働きかけを受けて行動するさま」(つまり受け身)であることを表す語となっています。

 

使い方・例文

では次に、この言葉の意味を例文を使って見ていきます。

この言葉は、「自分から他の人へ働きかける様子」を表す場面で、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「能動的にボランティア活動に参加する」
  • 「彼は能動的に異文化交流を図っている」
  • 「煩雑な業務手順を効率化するために能動的に行動を起こす」
  • 「彼は能動的でリーダーに向いているタイプだ」
  • 「多くの企業は能動的な人材が必要だと考えている」

 

「主体的」「積極的」「自発的」との違い

次に、似た意味を表す「主体的」「積極的」「自発的」という語との違いについて見ていきます。

まず、「主体的」には「自分の意思や判断に基づいて行動するさま、自主的」という意味があります。

また「積極的」は「自分から進んで物事に働きかけるさま」、「自発的」は「物事を自分から進んで行うさま、他から働きかけがなくても自然にそうするさま」を表す語となります。

それを踏まえて、これらの語と「能動的」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「主体的」:「問題に主体的に取り組む」(自らの判断で問題に取り組む)
  • 「積極的」:「問題に積極的に取り組む」(進んで問題に対処する)
  • 「自発的」:「自発的に発言する」(自分から進んで発言する)
  • 「能動的」:「能動的に振る舞う」(自分から他の人に働きかける振る舞いをする)

これらの語には「自ら働きかける」といった意味が含まれるように思えるところがありますが、それぞれニュアンスに違いがあります。

字に注目すると分かりやすいですが、まず「主体的」は「『(他から強制されたり導かれるのではなく)自分でそれを行うと決めて』行動する様子」を表し、「積極的」は「対象となる物事に自ら『進んで』働きかける様子」、「自発的」は「『(他からの指示などによるものではなく)自分から自然に』物事を行う様子」、「能動的」は「自ら他の人に対して働きかける」を表すという違いがあります。

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まとめ

以上、「能動的」の意味と使い方についてまとめました。

この言葉は「他人に対して自分から働きかける」ことを意味し、周囲との関わり方を表します。

また「主体的」「積極的」「自発的」も近いニュアンスがありますが、「自分の意思で行動する」「進んで何かを行う」「自分から何かを行う」といった意味があり、物事に取り組み方などについて述べる場面で用いることができます。

就職・転職活動の場面で用いる場合には、上記のようなニュアンスの違いを意識して使い分けると良いかと思います。

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