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「にわかに」の意味と使い方・例文・類義語まとめ

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<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「にわかに」(漢字:「俄に」)という言葉は、「にわかに」などの形でよく用いられています。

ある物事が急に起こることについていう場合に使われている言葉ですが、具体的にどのような使い方をするのか、また他に近い意味の語とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くこともあるかもしれません。

そこで、ここでは、「にわかに」の意味と使い方、類義語について説明していきます。

 

「にわかに」の意味と使い方・例文・類義語

それでは、以下に「にわかに」の意味と使い方、また類義語について説明します。

 

意味

まず、「にわかに」には以下のような意味があります。

  1. 物事が急に起こるさま。突然。
  2. 《否定的表現を伴って》即座には。すぐには。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「にわかに」

つまり、「物事が急に起こる様子」「(にわかに~できないなど後に否定的な語を伴って)その場ですぐには(~できない)」ことを表す語となっています。

 

使い方・例文

次に、「にわかに」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「雨になる前に出掛けようと家を出た途端、にわかに雨が降り出した
  • 「芥川賞の受賞をきっかけに彼の作品はにわかに注目を集め、瞬く間にベストセラーとなった」
  • 「仕事のことが話題に登ると彼はそれまでの笑顔を一変させ、にわかに表情を曇らせた
  • 「将来有望と期待されている若手女優が結婚・引退との噂があるが、にわかには信じがたいことだ

ポイント

「にわかに」は、上記のように「急にある物事が起こって状況が変化する様子」についていう場合に「にわかに注目を集める」などの形で使われています。また、後に「~できない」「~し難い」などの否定的な表現を伴って「すぐには~できない」「すぐに~するのは難しい」という意味でも使うことができます。

 

類義語

次に、「にわかに」の類義語について見ていきます。

この言葉の上記①の意味と近い意味のある語には、以下のようなものが挙げられます。

 

突然に

まず、「突然に」の「突然」には以下の意味があります。

物事が不意に起こるさま。急に。にわかに。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「突然」

つまり、「ある物事が急に起こる様子」のことをいい、以下のように使うことができます。

  • 「突然降り出した雨に、雨宿りがてらカフェに入ってしばらく時間をつぶすことにした」
  • 「考え事をしながら上の空で歩いていたら、突然飛び出してきた子供にぶつかりそうになってしまった」

 

不意に

次に、「不意」には以下の意味があります。

思いもよらないこと。思いがけないこと。意外。転じて、突然。だしぬけ。

出典:広辞苑 第6版(発行所 株式会社岩波書店)「不意」

つまり、「予想外のことが突然起こること」をいい、以下のように使うことができます。

  • 「彼は『近くまで来たからついでに寄ってみようと思って』と軽い調子で言ってきたが、疎遠になっていた友人の不意の来訪に戸惑いを隠せなかった」
  • 「沈黙を破って不意に笑い出した彼女に、どう反応して良いものか分からず思わず彼女の顔をまじまじと見つめた」

 

まとめ

以上、「にわかに」の意味と使い方、類義語についてまとめました。

この言葉は「ある物事が急に起こる様子」「(否定語を伴って)すぐには」といった意味があり、たとえば急にあることが起こって状況が変化することをいう場合に「にわかに注目を集める」などの形で使われています。

また近い意味の後に「突然に」「不意に」といったものがあり、「突然」はある物事が急に起こる様子についていう場合に「急に~する」といった形で使うことができます。

また「不意に」は思いがけないことが起こって慌てたり戸惑う様子についていう場合に「不意の来訪」「不意に表情を変える」などの形で使われています。

これらの語は、急に物事が起こることをいう時に使うことができますが、それぞれ異なるニュアンスがあるので、適度な場面で使い分けることができます。

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