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「結構です」の意味と使い方・例文・「構いません」との違いまとめ

投稿日:2017年3月14日 更新日:

<この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です>

「結構です」という言葉は、「それで結構です」「もう結構です」などの形でよく使われています。

人からの提案や申し出を受けた時に相手への返答に使われている表現ですが、具体的にはどのような使い方をするのか、また同じような場面で使える「構いません」という言い方とはどのような違いがあるのか、中には疑問を抱くことがあるかもしれません。

そこで、ここでは、「結構です」の意味と使い方、「構いません」との違いを説明していきます。

 

「結構です」の意味と使い方・例文・「構いません」との違い

それでは、以下に「結構です」の意味と使い方、また「構いません」との違いを説明します。

 

意味

まず、「結構です」の「結構」という語には以下の意味があります。

  1. それで満足なさま。さしつかえないさま。
  2. それ以上は不要であるさま。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「結構」[形動]②③

つまり、「結構です」という言い方をすると「それで満足です、十分です」「それ以上は必要ありません」ということを表す表現となります。

 

使い方・例文

次に、「結構です」の使い方を例文を使って見ていきます。

この言葉は、たとえば以下のように用いることができます。

  • 「今印鑑を持っていないのでサインでも良いですか?」「結構です」
  • 「少し暑くないですか?エアコンの温度下げましょうか」「そのままでも結構です」
  • 「お茶もう一杯いかがですか?」「もう十分いただきました。これ以上は結構です」
  • 「明日はお宅までお迎えに上がります」「そんなことまでしていただかなくても結構です」

ポイント

「結構です」は、相手からの提案や申し出に対して「それで良い、十分なこと」「それで満足していること」を伝える場面で使うことができます。また上記とは逆に、相手からの提案に対して「これ以上は必要としていない」ことを伝えて、申し出や提案を断る時にも使用することが可能です。

 

「構いません」との違い

次に、近い意味の「構いません」との違いについて見ていきます。

まず、「構いません」の「構う」には以下の意味があります。

あることが気になって、問題や不都合があると感じる。

出典:明鏡国語辞典(発行所 株式会社大修館書店)「構う」[自]②

そして、この語と「結構です」の使い方を比較すると以下のようになります。

  • 「構いません」:「お届けは明日以降となりますがよろしいですか?」「構いませんよ」
    (≒「お届けは明日以降となりますがよろしいですか?」「それで問題ありません」)
  • 「結構です」:「お届けは明日以降となりますがよろしいですか?」「結構です」
    (≒「お届けは明日以降となりますがよろしいですか?」「それで良いです」)

ポイント

つまり、

「構いません」は「問題や不都合はないこと」(特に都合が悪くはない、問題はないというニュアンス)

「結構です」は「それで十分、満足なこと」(不満はない、必要十分だというニュアンス)

を表すという違いがあります。

 

まとめ

以上、「結構です」の意味と使い方、「構いません」との違いについてまとめました。

「結構です」の「結構」は、「それで満足している様子」「それ以上は不要な様子」をいいます。

そして、「結構です」という形で相手からの提案や申し出に対して「それで満足していること」もしくは「それ以上は必要ないこと」を伝える時に使われています。

また「構いません」の「構う」は「問題や不都合があると感じる」ことをいい、「構いません」という言い方で相手からの提案などに「それで問題ない」ことを伝えることができます。

どちらも同じように使うことができますが、ニュアンスが異なるので適度な場面で使い分けることができます。

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