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「新年の挨拶によく使用する言葉5つ」それぞれの意味と使い方

投稿日:2017年1月1日 更新日:

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今回の記事では、新年の拶文によく使われる言葉5つの(厚情・厚誼(高誼)・高配・鞭撻・慶ぶ)の意味と使い方を説明します。

 

「新年の挨拶に使用する言葉」それぞれの意味と使い方

それでは、以下に新年の挨拶に使用される言葉を5つ挙げて、その意味や使い方について説明していきます。

 

厚情(こうじょう)

「厚情」は、「昨年中は一方ならぬご厚情を賜り~」といった文言が年賀状などでも使用されますが、この言葉には以下の意味があります。

あついなさけ。心からの親切。

▼相手の厚意に感謝して使う語。

出典:明鏡国語辞典「厚情」

つまり、「親切」や「厚意」といったことを表し、「相手から受けた厚意に対するお礼の表現」として、以下のように用いることができます。

  • 「昨年は格別のご厚情に与り(あずかり)、心より御礼申し上げます」
  • 「旧年中は並々ならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました」

 

厚誼・高誼(こうぎ)

「厚誼」・「高誼」には、以下の意味があります。

交際する際の、厚い親しみの気持ち。

出典:明鏡国語辞典「厚誼」

目上の人から受ける、深い思いやり。

出典:明鏡国語辞典「高誼」

つまり、「深い親しみ」「心のこもったつきあい」「手厚い親切」といった意味があり、主に「相手との親しみ」を表す言葉となっています。

ただし相手が目上の人である場合など、相手を敬わって、その人から受けた親切や相手との親しい交際を表す時には「ご高誼」を使用します。

  • 「格別のご厚誼に感謝いたします」
  • 「昨年中は格別なるご高誼に与り、誠にありがとうございました」
  • 「本年も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます」

 

高配(こうはい)

次に、「高配」には以下の意味があります。

相手を敬って、その配慮をいう語。

出典:明鏡国語辞典「高配」①

つまり、相手を敬ってその心配りについていう言葉で、以下のように用います。

  • 「旧年中は一方(ひとかた)ならぬ御高配を賜り、誠にありがとうございました」

 

鞭撻(べんたつ)

「鞭撻」という語は「ご指導ご鞭撻」という言い方でよく使われますが、この言葉には以下の意味があります。

努力するように強く励ますこと。

出典:明鏡国語辞典「鞭撻」②

つまり、「(叱咤)激励すること」「強く励ますこと」を表す語となり、以下のように使用することができます。

  • 「昨年中はご指導ご鞭撻を賜り、誠にありがとうございました」
  • 「ご指導ご鞭撻のおかけで~」
  • 「今後ともご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます」

 

慶ぶ(よろこぶ)

「慶ぶ」には以下の意味があります。

(手紙やあいさつで使って)めでたいこととしてうれしく思う。祝福する。

出典:明鏡国語辞典「慶ぶ」③

つまり、「(お祝い事を)祝福する」「(おめでたいことを)よろこぶ」といった意味があり、以下のように使用します。

  • 「皆様におかれましては健勝にてご活躍のこととお慶び申し上げます」
  • 「初春のお慶びを申し上げます」

【関連記事】:1月に送る手紙の挨拶文・結びの言葉に使う言葉の意味と使い方

 

まとめ

以上、新年の挨拶に使用する言葉の意味と使い方を紹介しました。

上記の言葉は年賀状などによく使用されており、知っている語が多いかと思いますが、もしどんな意味で使われているのかよく知らないというものがありましたら参考にしてみてください。

言葉の意味をある程度踏まえておくと、年賀状や手紙などでより心のこもった挨拶文を作ることができよいかと思います。

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